竹はしなやかで軽く加工がしやすいこともあり、食器などの工芸品や竹刀、竹竿、かごなど、いろいろな道具の素材として使用されています。
今回の試し押しの素材は木(竹)です。表と裏にロゴの焼き付けをして仕上がりをチェックしていきいます!

木(竹)に焼印でロゴを押してみます!
温度と焼印時間の調整
木に焼き目が入る温度帯は、おおよそ300℃前後です。電気・直火で焼き印する場合でも、加熱し過ぎないようにするのが重要です。
※加熱具合の目安は、加熱時間でもおおよそ調整することができるのですが、一番手っ取り早いやり方は、木の端材で焼き目の色で加熱具合を確認することです。

しっかりとロゴの焼き目がはいりました!
竹の状態
生竹か乾燥竹、焼印を押す時の素材の状態でも、焼き目の入り方には違いがあります。
ゆるやかですがアールになっていると、まっすぐの焼印での焼き付けなので、ぐりっと押し回す作業が必要です。生竹は、すべりやすいので表側に焼印をする時には注意が必要です。面でいうと内側の方が焼印は押しやすいです!

押し付けている時間が長くなると、隙間の狭いところは焼きにじみが・・・
焼印の道具と種類
電気ゴテで加熱する電気式と、ガスバーナーなどで熱する直火式、いずれの加方法でも竹への焼印を押すことができます。
すべりやすい比較的硬い種類の木(竹)へは、高温短時間での焼き付けができる直火式のやり方がおすすめです!
焼き付けしたばかりのロゴまわりは、とても熱くなっていますので、すぐにさわらないようにしてください。
木(竹)への焼印だけではないのですが、きれいな焼き目をいれるためには、均一に印面を押し当ててあげることが大切です。まっすぐに見えて表面の凹凸がけっこうあるのが木・木製品、強すぎる必要はありませんがやや強めの上からの圧力をかけてあげると、仕上がりが良くなります!
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