カードにロゴと日付が消えないように印刷したい!
トレーディングカードなどによくあるツルッとした紙製のカード 私も子供の頃に、ガンダムのカードをよく集めていました。時代が変わって今では息子たちがデュエルマスターズというカードを狂ったように集めています。
カードやガチャガチャも、一度はまると全部欲しくなってしまう性質がある!コンプリートするまで止められない。それに友達がいいカード持ってたら尚更に欲しくなる。 試し押しでお預かりして初めて知る『ダム』の世界。
そしてこのダムカードは国土交通省・水資源機構のダムに行かないともらえないレアなカードだったのです!タモリさんがダム好きなのは知っていましたが、今日新しい世界を知ってしまいました。
私の近所の一庫ダムでも配布されているのだろうか?調べてみよう! カードにロゴと日付を消えないように印字できる方法として、箔押しの加工を試してみます。箔押しの手順を写真で説明させていただきます。
文字スロットに入れたいアルファベットや数字をセットする。
文字の入れ替えは、専用の真鍮製文字スロット 新しくなった文字スロットは、文字が落ちない構造になっています。羽根つき餃子のように足元がT字型になっているので、ブロック状の金属文字と違い加熱の際の金属膨張などでスロットから落ちてしまうことがありません。
左右のストッパーでロックすれば、文字の準備は完了です。ホットスタンプ本体に左右どちらでもスライドすればOKです。本体にセットした後には、加工内容に合わせて温度を設定してください。今回は、紙への箔押しなので130℃で設定しました。
加工するカードをホットスタンプにセットする
箔押し加工をする素材により下敷きを用意します 今回のカードは、素材自体の厚みが薄いので下敷きはゴムマットを選択しました。革などの場合、素材自体に厚みがある場合は下敷きは不要です。
下敷きについては、硬さの違うモノを数種類用意していると、どんな素材でも対応しやすくなります。 よく使う便利な下敷きには、ゴムマット、コルクマット、厚紙、革、段ボールなど基本的には安価でカットしやすい素材が使いやすいです。
加工するカードの加工位置に箔を乗せる
文字やロゴのサイズの少し大きめでカットするのがオススメです。 箔の色には、金・銀・白・黒の4種類(焼印本舗の取り扱いの箔の色)。
1巻は8センチ幅×120mなので、かなりの回数使うことができます。文字やロゴのサイズで、120mを割っていただくと使用回数の目安がわかります。 箔押し加工を量産される場合には、箔ホルダーのオプションパーツが便利です。
設定温度130度に合わせて1秒程度押し付ける
軽くポンっと押すだけでOK! 熱と圧力で印刷する箔押し加工の押すコツは、短時間で押しきること。じんわり優しく押してしまうと、箔が余計にビロ~ンとつきすぎてしまいます。スッキリとデザイン部分のみを箔押しするには、思い切りが必要です!
箔を取り除けば完成です!
カードにゴールドの質感でロゴが箔押しされています。 高性能なインクジェットプリンターでも、金属っぽい質感で印刷するのは難しい。
顔料箔を使ったホットスタンプなどの加工は、手間がかかるのですがゴージャスな仕上がりになるので今だに人気の加工のひとつです。
高級感が演出できるので、ギフトなどにもぴったり。お客様の名前や記念日の数字などの名入れでご利用いただいております!
箔押しが綺麗に出来たか確認する方法は?
箔がきれいにデザイン部分だけ抜けています。 カードに押されている箔押しの仕上がりで確認できますが、箔がきれいに入ったかどうかは、使った箔を裏側から見れば一目瞭然です。箔が抜けていなかったり、デザイン通りに抜けていないと、カードの方に余計に箔がついてしまっている事があります。
デザインの凸の部分には熱が伝わっているのですが、線と線の隙間が狭い箇所に箔が残りやすくなります。 マスキングテープなど粘着力の弱いテープなどで取り除いたり、やわらかいブラシなどで余計についた箔は取り除くことができます。
ロゴと日付の箔押し加工が完成!
革/紙用のゴールド箔で綺麗にホットスタンプできました。 熱圧着した箔は、絶対に剥がれないという印刷方法ではありません。ただし、熱で圧着させているので、手でこすったりする程度では取れたりすることはないのです。先のとがった金属などで削ると取れてしまいます。どの程度の強さが必要なのかはお手元にご返送した際に耐久テストをしてみてください。
実際の箔押し加工を動画でもご覧ください
箔押しの加工を導入する前には、できれば無料の試し押しモニターをご利用いただければと思います。導入後の不安をスッキリ解決してからの方がお互いに安心ですから!