今日の試し押しの素材は、冷凍餃子への焼印になります。調理前(冷凍)と調理後(焼いた後)で焼印を押していきます。皮がひだになっている部分ではなく、裏側のまっすぐのところに焼印をいれていきます。
焼印のやり方には、直接の火で焼印を加熱する直火式(じかびしき)と、電気の力で加熱する電気式があります。まずは、直火式の焼印から試してみます。
焼き目自体は、入りますが直火式の焼印は加熱の加減をすることが難しく、餃子(冷凍)への焼印加工では温度が高すぎるせいか皮がはがれてしまう失敗が起きやすいようです。
直火式の焼印は、高温・短時間の焼き付けができるため食品全般への焼印がおしやすい。ただし、今回のようにデリケートな食材の場合、皮がぼこっとはがれてしまう現象が起こりやすくなります。⇒素材・食材により、加工道具を変えることで、焼印しやすくなります!
次に、電気式の焼印で押してみました。先ほどの直火式と比べると皮がはがれてしまう失敗が起きにくいようです。焼き目もきっちり入っています。相手は、冷凍状態なので、押し付け時間は、約3秒程度必要です。
餃子は凍っていてもやわらかい食材のため、強く押し込むとかたちが変わってしまいますので、火傷に気をつけながら左手に餃子をもち、焼印に押し当てるやり方で押しています。⇒凍っているのですべって手に焼印を入れないようにしてください!
調理後の餃子に焼印をおしてみました。焼き方は、事前に調理法をうかがっておりましたので、タイマーを使って調理しております。なかなか、いい具合に餃子が焼けました。
時間通りにフライパンからあげたものは、焦げ目がそれほど入っていないため、焼印した文字がきれいに反映されています。調理後の餃子は、水平だった餃子の底面にも凹凸ができているため、一部焼印の印面があたっていない部分の文字が抜けてしまっております。
右側の少し焦がしてしまった調理後の餃子への焼印ですが、すでに焼き目が入っているため焼印があまりつきませんでした。焦げの部分が硬くなっているため、印面があたりにくいことも影響しているようです。
餃子など皮が薄い食材へのロゴ焼印での加工は、電気式でのご利用がおすすめです。