失敗しない!革製品への名入れ・ホットスタンプと金属文字で

今日の試し押しは革製品への名入れ加工になります。名刺ケース、パスケース、マウスパッドのホットスタンプで加工できる範囲の見極めを中心にテストしていきます。

ホットスタンプでの名入れやロゴ入れでは、平らな部分であれば加工をすることができます。縫製後の製品など、端に近いところは縫い目や縫製時にできる段差などがあるため平らのようにみえてまっすぐではないことがあります。

マグネットやボタンホックなどのパーツがついている場合も段差がうまれやすく注意が必要です。製品についている金具が取り外せるものであれば良いのですが、外せない金具が干渉してしまう場所はさける必要があります。

金具に近い場所や裏側にある場合も段差ができやすく、加工をする場所を手でぎゅっと押すことで簡単にたしかめることができます。

レザーにUVプリントがされているところへ加工をしています。使用した文字サイズが小さかったということはありますが、箔がぼんやりした仕上がりになっています。

※金色のSAMPLEの文字の裏部分に段差があったため、箔の定着がひどくなっています。

ナイロン用の箔をつかうことで、透明のツルっとしたところにも箔押しがはいります。設定温度は、箔の種類にあわせて温度を調整する必要があります。ここ大事です!

もけもけしたマウスパッドの裏地(化学繊維)に低温で型押し加工をしています。熱をかけすぎてしまうと溶けることもあるのですが、ポンっと軽くおすだけでも熱と圧力で文字をきれいにいれることができます。

加工のしやすさと、ロゴ部分の耐久性でみれば、刻印(型押し)加工がおすすめです。箔押しの加工が、ロゴ入れの中ではもっともデリケートで素材や押すところにより仕上がりが左右されてしまいます。

箔押しでいれた文字やロゴは、摩耗しやすい場所だとうすくなってしまうこともありますので、箔押しで押す場所の見極めではすれにくい場所にするのも重要です!

 

 


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