木に焼印を2つの電気式で仕上がりをチェック!

ちいさめサイズの木のプレートに電気式の焼印で仕上がりを試していきます。電気式は温度調整なしの電気ゴテと、調整ありのホットスタンプを使います。

今回の木の素材は、焼印を押す面は平らですが、表面にニスが塗布されています。

焼印のよくある失敗「焼きつぶれ・焼きにじみ」の原因は?

電気ゴテの先端に金型を取り付けて焼印を押すのが、電気式焼印のひとつの方法です。家庭用コンセントにさしこみ15分前後で焼印があたたまります。

ロゴや文字などのデザインで彫った焼印を温度調整なしの電気ゴテで焼き付けをした場合には文字間の隙間や線と線の隙間のせまくなっているところは焼つぶれやすくなります。

電気ゴテでの焼印とホットスタンプでの焼印加工の大きな違いは、ふたつ!温度調整ができる点と、均一に焼印を押すことができる点です。

焼印の仕上がりを安定させるには、やはり温度調整ありでの加工がおすすめです。

特に今回のように、細かい文字・デザインで、仕上げ材ありの木材に焼き目をつける加工をする場合には、温度調整ができるホットスタンプでの焼き付けが安定します!

対策

・オーダー焼印の導入前に、試し焼きを行うことで表面の反応(焼き目)を確認

木製品への焼印を導入される前に、焼印を押す木の表面処理のチェックは必ずしておいてください。無垢な状態かどうかがわからない場合には、針金のような金属を直接の火で少しだけ炙ってから、表面に押し当てるなどの試し押しでも簡単にチェックすることができます。

ニスや塗料が塗布されている場合、焦げた際の煙(変な臭い…)や、音(パチパチと液体がはじける音)などで識別ができます。

・塗装された木製品の場合は、必要に応じて塗装を部分的に削り取ってから焼印をいれる

部分的に塗装を削り取ってしまうと全体の印象が変わってしまうため、あまり使われないやり方になります。識別用にどうしても印字しなければいけない場合などには使えます!自分で塗装されている場合には、焼印を押してから塗装をしていただければと思います。

・温度や圧力を調整して、焦げ過ぎないように工夫する

温度をおさえての加工でも、木に凹みでロゴや文字をいれることができます。この方法で加工する場合、木の種類が比較的やわらかいものに限られます。ニス仕上げ材、塗料などを焦がさずに、圧力をかけて印字する場合にはこの方法がおすすめです。


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著者 焼印本舗 店長 岡留

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