木材に焼き印をしたい!おすすめの直火式の焼印セット
直火(じかび)の言葉の意味は、他のものを隔てず、直接材料を火に当てること
加熱調理の技法として古くからあるもの、ここでは焼印を直接火で加熱する方法を直火式(じかびしき)焼印(やきいん)とよんでいます。
焼印本舗のオリジナル焼印の金属の種類は2つ。
真鍮(しんちゅう)とステンレス。
デザインの再現性は、いずれの金属でも違いはありません。
焼印の金属選びで重要なことはひとつだけ!
耐熱性(融解温度)です。金属っていろいろな鉱物が混ざってできています。
原料に含まれている内容によって、融解温度の目安があり、用途にあわせた金属が私たちの暮らしを支えてくれています。科学は偉大ですね。焼印から脱線してしまいました…
真鍮が800度程度、ステンレスが1400度程度。
熱源となる燃料により最大温度などに違いがあり、バーナーや炭火などはゆうに1,000度を超える熱量です。
金属の選び方は、熱源を何にするかで決まります!
真鍮製の焼印を直火で加熱する場合には、カセットコンロなど調節がしやすいものにしてください。バーナーや炭火で真鍮の焼印をあぶると・・・変形・破損につながり耐用年数が短くなってしまいますのでくれぐれもご注意を!!
今回の試し押しの丸太。きれいに磨かれてある、バームクーヘンのような見た目です。
冒頭で、直火についてご説明した通り、直火式の焼印を最初からご案内していきます。
最後に動画でもご紹介していますのでご参考にしてみてください!
焼印本舗の焼印できる加工道具は3種類。電気の半田ゴテ。直火の持ち手棒。あとはホットスタンプ。
コスト的にも、この直火式が一番低くはじめることができる焼印セット。
焼印セット以外に必要なものは、熱源となるカセットコンロだけでok!
焼印の裏側には、8mmのネジ穴を切っています。
持ち手棒を、くるくる回して、あらかじめついているナットで固定するだけで準備完了。
ガッツリ固定する場合には、工具でキッチリ閉めてください。←これが推奨です!
カセットコンロで、約1分から2分程度あたためます。
屋内で加工をされる場合には喚起をお忘れなく!!
空気が乾燥している、これからの季節は火の元に細心のご注意を!
by 42歳の新米消防団。一番下っ端です。
わりと、細かいデザインの似顔絵の焼印ですが、きれいに焼き印で表現できております。
色がくすんでいる部分は、押しあてている時間が長いと焼き目が入ってしまいます。
どうしてもこの変色が嫌な場合には、丸太(木材)の焼印をいれたい部分だけ湿らしてみてください。
焼きにじみを抑えることができます!指でぬらしてもいいし、ティッシュでしめらせてもいいと思います!
作業効率。低コスト。の焼印セットはこれがオススメ!
焼印(真鍮製)直火式セット