今回の試し押しは、木箱(蓋)への焼印加工になります。蓋のような形状での焼印加工をされる際の気をつけるポイントをホットスタンプTW350を使った試し押しのご紹介をさせていただきます。
木箱の蓋への焼印加工では、木の種類によっては焼印を押しつけた際にたわんでしまうことがあります。
蓋の側面の方が強く、中央付近はたわみやすくなります。たわんでしまったまま押すと中央部分が薄くなってしまいがちです。
そんな時には、加工位置の裏側にたわみを予防するものを置いて加工することが重要になります。今回は、木のブロックとゴムマットを使いました。身近にあるモノで用意することもできます。どのようなものにせよ、水平であることがポイントです!ゴムマットを使ったのは、木材が完全に水平でなかったためと、ずれにくくするためです。
蓋の側面より、高さがあるものを用意しました。これで準備OK!設定温度を300度以上に設定してホットスタンプで焼印をしてみます。
さきほどの仕上がりとちがい、中央部分もきれいに焼き目がつきました。焼き色を濃くしたい場合には、設定温度を最大の350度に調整したり、押し付け時間を少し長めにするなどで調整することができます。長く押し付けすぎてしまうと、焼きにじみにより焼きつぶれてしまうことがあるのでご注意ください!
年内納品の場合は、お早目のご依頼をお願いします。オリジナル焼印の製作納期は、真鍮製で10日、ステンレス製で14日程度でのお届け。名入れの真鍮文字アルファベットセットは、14日程度となります。ご相談、お問い合わせは年内休まずに営業しておりますので、お気軽にお問い合わせくださいませ。