耐熱性は低く、約90℃で溶解する。 参考: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』焼印本舗の加工機材の電気式セットとホットスタンプの2種類でテストしていきます。こちらの二つの機材の違いは、温度調整ができるか、できないか。になります。電気式セットで使う半田ごては、温度調整ができない機材ですが、パワーコントローラー(温度調整機)を使って試してみます。
電気式セット(半田ごて)温度調整ができない※難しい
通電させ約10分程度で約500度程度になる電気式セット。温度の目安である90度に合わせるために、パワーコントローラー(温度調整機)をつけて、最小のメモリにあわせて加熱しました。 家庭用コンセントで加熱できる電気式セットの半田ゴテ 非接触系の温度計などあれば、印面温度を確認できるのですが・・・ない場合は、ひたすら試し押しをして加減をみていくしかありません。 温度の加減をしながらの加工でも仕上がりが安定することはありませんでした・・・ 設定温度を大まかにしか調整することができないため、きれいに刻印できるのはこれだけ押して2個程度・・・温度もさることながら、手押しで押す電気式セットでは、均一にロゴを押し当てることが難しい。そのため、押しすぎや浅すぎるなどの型押し加工が安定しません。ホットスタンプTW350 温度調整ができる
次に温度設定ができるホットスタンプで刻印をしていきます。発泡スチロールが溶ける温度の90度ピッタリで押してみます! ホットスタンプでは加工できる位置に制限があります。 温度調整は可能ですが、セットできる素材の大きさに限りがあります。今回のような大きいサイズの箱だと、端から8センチぐらいの部分にしか刻印がとどきません。わかりやすく言うとA4サイズの中央に押すことができません。B5サイズ程度なら中央部分に加工できます。 ※ホットスタンプの仕様については、1-3)加工できるサイズについてからご確認いただけます。 適温で均一に刻印すると、こんな感じの仕上がりになります! 90度での型押し加工であれば、素材が溶けて出る有害なガスも発生しませんので安心ですね。ちなみに、先に試した電気式セットでは、少しですがいやぁ~な匂いのガスが発生しました・・・発泡スチロール素材への刻印はホットスタンプがおすすめ!
試し押しの結果ですが、やはりデリケートな温度調整が必要な発泡スチロールには、きっちりと温度調整ができるホットスタンプでの加工がおすすめです。加工できる位置には限界があるのですが、推奨はしていないのですが、ホットスタンプのこんな使い方もあるので最後にご紹介させていただきます。 刻印を取り付けている部分をさかさまにセットすることができます! 非推奨の裏技に近い使い方ですので、あまりおすすめしておりません・・・ ホットスタンプの刻印をセットしている部分を上下さかさまにセットするため、もちろんですが通常のレバーでの加工ができません。では、どうするか?というと、素材(箱)を手にもってあったまっている刻印にぎゅ~っと押し当てるのです。 裏技で押した箱の側面の中央への仕上がりです。少し薄いですが、悪くない・・・かな? 通常の使い方とは違いますので、真っ直ぐに押すことが難しいのと、均一に押し当てるのが難しいなどの弱点はありますが、設定温度自体が適温になっているので慣れれば、このような仕上がりは可能です。 逆さまになっているので、火傷しやすいので、裏技使う場合はご注意くださいませ。焼印チャンネルに動画もアップしました!
焼印本舗の公式YouTube『焼印チャンネル』では、いろいろな素材にロゴ・名入れ加工をしている動画をアップしております。ご参考にしていただけましたら幸いです!
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