合皮生地(ビニールレザー)への型押し加工をホットスタンプでどのぐらいの仕上がりになるのかをテストしています。画像や加工の様子を動画などでご説明させていただきますのでご参考にしていただけましたら幸いです!
ビニールレザーは、人工的に作られた合成素材で塩化ビニル(PVC)やポリウレタンなどで作られています。我が家のソファーもPVCレザーのものを使っています。子供がまだ小さい時に購入したので、万が一ジュースなどこぼしてしまった時などに備えて、家具屋の店員さんがPVCレザーを提案してもらいました!
天然皮革と比べるとコストが安く、お手入れも簡単なので、家具や衣類、車のシートなど広く使われています。手触りは、ほぼ本物の革のようです!
天然皮革ではない、人工的に作られた合成素材はプラスチックをベースにしているため、焼き目(焼印加工)はつきません。ロゴ入れ・名入れで表現できる加工の種類は、箔押しか型押しのみとなります。
型押し加工は、表面に塗布されている塩化ビニルが溶けすぎない温度で加工をしていきます。原料・素材により型押しが入る(ほどよく溶ける)温度には多少の違いはありますが、おおよそ150℃前後です。
設定温度150度で約1秒の押し付けの仕上がりです。熱で押し下げて凹みで文字を表現しています。プラスチック素材なので、熱した刻印にビニールレザーがひっついてきますので、ピンセットなどで生地が持ち上がらないように抑えておくと仕上がりが安定します。
設定温度さえ見つけてしまえば、ビニールレザー・合皮素材への型押しはそこまで難しい加工ではありません。文字やデザインの線幅が細すぎると、型押しが入っていても埋もれてしまうことがあります。
※ビニールレザー・合皮生地にもたくさんの種類があります。表面に塗布されている合成樹脂(塩化ビニルやポリウレタン)の厚みが薄いと型が深く入らないことがあります。ベースの下地がむき出しになってしまうこともあります。
ビニールレザーへの型押し加工をしている様子はこちら
『購入前に試してみたい!』
弊社の商品で名入れ・ロゴ入れを導入いただいているお客様の多くが、『自社の商品にちゃんと利用できるのだろうか?』という不安を試し押しで解消してからご利用いただいております!
焼印加工 焼きにじみや焼きつぶれが心配・・・
箔押し加工 箔が定着するかが、わからない・・・
刻印加工 金属に刻印がどれぐらい入るのかが不安・・・
ロゴ入れ・名入れをする素材により、加工のしやすさ、仕上がり具合など違いがあります。自社でのロゴ入れ・名入れ導入前に仕上がりを確認することができると、導入後も安心してご利用いただけます!
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