ロゴを同じ場所に焼印でいれるやり方についてのご紹介になります。手動式、フリーハンドでの焼印の場合、ロゴをいれる位置がブレやすく、ずれてしまうことがあるかと思います。お金をかけずに、用意できる道具を使って(作って)ガイド・治具を作成するだけ、事前の準備でロゴ焼印を安定かつ作業効率も上がります!
直火式、電気式の焼印加工、どちらでも使えるやり方になりますのでご参考にしていただけましたら幸いです。
・ロゴの位置を決める
・治具の素材を用意する
特殊な技術は必要ありません!
加工作業のための位置合わせをするための装置のことを治具(じぐ)といいます。手動式、フリーハンドでのロゴ焼印の時に、位置合わせのガイドとなるように製品の形状・大きさにあわせて、治具を用意します。
焼印をする素材は、MDF材です。100円ショップで販売されている、同じサイズのものです。治具が役に立つのは、製品サイズが画一的なものに限ります。
治具の素材を用意する
カッターで切れる程度の厚みの木材でガイド・治具を工作しました!断面の処理はあまりきれいではないですが・・・
基本となるのはロゴを入れる製品です。製品のどの部分にロゴを入れるのかを最初に決めておきます。
上からしか写真とってませんので、わかりにくいのですが、ポケットのような構造で、製品が差し込めるような構造になっています。
すぽっと、素材をはめこみます。焼印加工で用意するガイド・治具は、すぐに焦げない素材で作成してください。金属で治具を作るのはかなり難易度が高くなりますので、薄い木やコルクマットのような、簡単にカット、調整できる素材がおすすめです。
※選ぶ素材ですが、ある程度の厚みがあった方がガイドとして使いやすくなります。厚みが薄すぎる場合、焼印をそわせることができなくなりますので。
ロゴの位置を決める
焼印をくりぬいていたガイドに、そわせて焼印を押していきます。今回は焼印の土台を丸くカットしているものを使っていますが、ガイドにそわせて焼印をする場合には、四角い土台の焼印の方がより、きれいに位置合わせをすることができます!
※焼印の土台は、通常の仕様では四角い形状になります。丸くカット(デザインのキワでカットする)しているのは、食べ物などやわらかい素材への焼印でおすすめの仕上げになります。木材や革などの場合には、上下左右の位置合わせがしやすい四角い通常仕上げがおすすめです。
ロゴ入れ加工の位置合わせの方法は、過去のご紹介記事でもご覧いただけます!
「焼印ってそういうことだったのかブログ」
店長岡留が今日もアツい想いを更新中!
こちらの記事も合わせてどうぞ
/p>