木製品に機械のように同じ位置に押す、焼印の使い方のご紹介をします。ロゴをきれいに焼印でいれるコツがあります。 それは、治具を使って押すこと。紙に線を引くときにフリーハンドではきれいな直線を書くことが難しいですが、定規があると簡単に誰でも真っ直ぐな線が引ける!
治具って簡単にいうと、ものさしのような加工位置を決めるための位置合わせの道具。
上のロゴが焼印で押されている木製品ですが、同じ位置にきれいに焼印されています。 焼印は、高温にあたためた印面を押しつければ焼き目は簡単にはいります。製品や素材にブレることなくまっすぐに押すのが難しいのです! 人間の身体には手ブレ補正が無いので、狙えばねらうほどブレてしまう。
治具を使った焼印の使い方
治具とう言葉にコレといった決められたものはございません!焼印がまっすぐに押せるのであれば身近にあるモノが治具になります。
焼印をする加工数量が多い時には時間をかけて治具を準備することで作業時間の短縮にもつながります。 すでに完成している商品へのロゴ入れなので歪んだり、焼き目が薄かったりしてしまうとロス(廃棄)になってしまう。 治具を使った加工で、位置決めを安定させることで、きれいに焼き目をいれる事だけに集中できます。
竹の素材は、すべりやすいので、あまり力を入れ過ぎないように!熱い焼印が触れてさえいれば、焼き目はきちんと入ります!
焼印を正確に押す使い方のお手本
焼印電気式セットを導入していただきました『バルーンショップ コンパス』岡本さまよりとてもわかりやすい、正確に焼印されている動画をお送りいただきましたのでご紹介させていただきます。
岡本さまの焼印の様子ですが、もう何十年も前から焼印をされている雰囲気がでています。 先週、オーダー焼印を納品したばかりなんです! 自社製品へのロゴ入れに、オリジナル焼印を採用していただきましたが、もう何も言うことがないぐらい綺麗な仕上がりです。
半田ごての先に取り付けた焼印の印面温度は約500℃近くになっています。 定規替わりのモノは簡単に燃えにくい素材を使うようにしてください。 木材しかない場合は、アルミホイルを巻くとすぐには燃えないようになります。
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