今日の試し押しは、合皮・ナイロンなどの生地素材への型押し加工になります。表面に塗布されている合成樹脂の違いや、原料の違うナイロン素材など複数の生地素材に適温がどのぐらいかをチェックしながら加工をしていきます。
本革ではなく、種類の違う合皮・ナイロン生地への型押し加工をホットスタンプTW350で試し押しをしていきます。
こちらの合皮生地は、厚みもありましたので、比較的綺麗に型が入っております。設定温度140℃で2秒程度軽めの押し具合での仕上がりです。
設定温度140℃でも押し付けている時間を間違えると、下の写真のように溶けすぎてしまいます。温度と押し付け時間も綺麗なロゴ入れ加工をするためには、重要なポイントです。
設定温度を140℃から試し、ロゴが入る温度は、170℃での加工でした。生地素材の原料の違いにより、溶ける温度が違いますので10℃ずつ温度を上げながら試し押しをして適温を見つけていきます!
こちら、最後の素材は、合皮のクッションカバーです。こちらの設定温度も140℃で軽く押し付けての仕上がりです。
合皮素材に限らず、型押し・素押し加工を綺麗にする際には、素材にあわせた適温を見つけてあげることが重要です。適温を見つけた場合でも、押し当てる時間が長すぎてしまうとロゴが崩れてしまうことがあります。
試し押しサービスでは、実際の素材への加工のテストを無料でさせていただきます。設定温度や加工のコツなどもあわせてご案内いたします。テスト終了後のロゴ入れ加工をしたサンプル素材は、ご返送いたしますのでお手元でロゴの入り具合をご確認いただけます!
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