オリジナルのデザインでつくる焼印や刻印。ホームページにある金属の材質の種類だけでも4種類。
一体この金属の違いって何?っていうお問い合わせが多いので今回は簡単ではありますが、金属の特徴についてのご紹介をさせていただきます。 それぞれの加工(焼印・刻印・箔押し)に使えるおすすめの素材(真鍮、ステンレス、マグネシウムなど)となりますのでご参考にしてみてください!
焼印ができる素材は真鍮とステンレス製の2種類
真鍮(しんちゅう)製
真鍮は、金属の中でも比較的柔らかく加工が容易なことからさまざまな製品につかわれています。
焼印(真鍮製)は、コストパフォーマンスと品質で一番人気の素材です。
細かいデザインなどでも機械彫りによる製法のため、細かい部分まで再現出来るため彫りの高さや、特別な仕様にも対応できます。
耐熱温度が700℃程度となりますので電気式やガスコンロで利用する直火式焼印に対応しております。 焼印本舗で一番人気の金属の材質 真鍮製はコスト・納期・利便性で選ばれています。
ステンレス(鉄)製
ステンレス製は、火力の強い業務用コンロやガスバーナーなどで焼印をご利用する事ができます。
焼印(ステンレス製)は耐久性・耐熱性・衛生面に優れた業務用焼印として選ばれています。
耐熱温度も1,000℃を超える高温でも利用可能なステンレス製は、高温で素早く焼印をすることができます。
コスト面では、真鍮製よりも高くなりますが、耐久性・耐熱性でプロの方々にも幅広くご利用いただいております。 飲食店・食品製造工場用の業務用焼印ステンレス製は直火の焼印セットがオススメ!
刻印ができる素材は真鍮、マグネシウム、ステンレス、カーボンスチールの4種類
真鍮(しんちゅう)製
加工のしやすい真鍮製では、機械彫りによる細かいデザインの再現性が高く、品質とコスト面でも優れている素材になります。
革や紙への刻印(型押し・素押し)では彫りの高い真鍮製が使いやすい!
エッジがシャープなので、加工しやすく仕上がりも安定させやすくなります。
マグネシウム製
マグネシウムは、刻印専用の素材になります。 溶剤を使ってデザイン以外の部分を溶かして製造するため、 彫りも浅く細かいデザインには 少し不向きとなります。
ホットスタンプなど刻印機専用の金型のマグネ版は、刻印・箔押し用で選ばれています。
お急ぎ便での対応もできます。製作開始日から納品まで最短4日でお届けできます!
ステンレス製
刻印をする素材が、木材など硬い場合には耐久性のあるステンレス製をお選びください。
硬い素材への加工では硬い金属 ステンレス製がオススメです。
真鍮製の金属で木や金属などに打刻による刻印をしてしまうと、印面部分が損傷してしまうことがあります。
カーボンスチール製
刻印をする素材が、金属などの場合には炭素鋼(カーボンスチール)になります。素材の性質上、あまり細かいデザインや彫りの高さをだす事ができません。
金属への打刻印用の素材で、オリジナルデザインで作成いたします。
金属に打刻加工をされる場合、印面サイズが大きいと圧力がかかりにくくなります。デザイン作成の際には、圧力がかかりやすいようにシンプルなデザインがオススメです。
箔押しができるオリジナル版の素材は、真鍮、マグネシウムの2種類。
真鍮(しんちゅう)製
箔押し加工で細かいデザインの場合には真鍮製の素材がオススメです。
箔のホットスタンプでオススメの真鍮製は彫りの高さで選ばれています。
機械彫りで細かいデザインを再現し、彫りの高さが3mm、エッジもシャープなので箔を定着させやすくなります。
マグネシウム製
シンプルなデザインでの箔押しにおすすめです、コストが安くで納期が早いマグネシウム製。お急ぎ便にも対応しています。
紙や革への箔押しができるマグネシウム製
箔押し機にボンディングテープ(耐熱性両面テープ)で固定するマグネシウム製、小ロット多品種のロゴ入れなどで使われています。サイズは7cm×5cm以内の定額で作成いたします。
さいごに
金属はもっとたくさんの種類が存在しています。その定義は、いつも個体であること。形を変えやすいこと。輝くような光沢があること。電気や熱の伝道がいいこと。水溶液中で陽イオンとなること。の5つすべて備えているものが金属。
昔から文系だった店長おかどめには理解できない内容も含まれておりますが・・・ 古来より金属は文明の技術力の象徴とされてきました。装飾品・農機具などおしゃれのためや便利なモノとしての使われ方は現代でも同じですね。
技術の進歩でさらに繊細で緻密な加工ができるようになっています!新しいけどアナログな焼印・刻印の自作加工。わからないことがあれば、お気軽にご相談くださいませ。 焼印本舗のオーダー焼印はオリジナルデザインのオーダーメイドです。金属の種類・サイズ別の定額で作成いたします!