【試し押し】生地に自分で箔押し加工はできますか?

今回の試し押しは生地への箔押し加工です。素材の生地は、綿、絹、レーヨン等。表面の凹凸と、生地特有の伸び縮みをする為、箔が定着するかどうかをホットスタンプTW350を使って試し押しをしていきます。
箔押し加工では温度調整が必要ですので、電気ゴテや直火など温度を一定に保てない機材では箔押し加工が安定しません。
箔の種類について
・一般的な革、紙などへ箔押し加工の設定温度は110℃
・ナイロンなど表面がツルっとしている場合は130℃
・一般的な革、紙などへ箔押し加工の設定温度は110℃
セットする順番は、下から 素材(綿)→箔(ゴールド)
※緑のゴムマットは、素材の厚みによって、補助的に使います。
綿

箔がある程度ついていますが、きれいに抜けていないので、左がわ写真はゴールド箔の加工後の裏側ですが、かなり残ってしまっております。原因は、表面の凹凸・・・

綿その2

同じく、こちらも少しまばらになってしまっております。

 

思っていたより、絹にはきれいに加工できました。少し長く押しすぎたので周りに余計な箔がつきました。 ※熱が入っていない部分の箔はブラシである程度は取り除けます。

レーヨン

ポリエステル

・ナイロンなど表面がツルっとしている場合は130℃

綿

綿その2

レーヨン

ポリエステル

試し押しの感想

生地などの素材を熱定着だけの箔押し加工をする場合、凹凸の少ない素材のみ定着するようです。 お持ちの生地に箔押し加工をされる場合のご参考にしていただければ幸いです。

箔押し加工とは、

箔押し加工とは、古来より伝わる表面加工、光沢加工のひとつです。漆器や蒔絵などの工芸品で使われる箔貼り(純金箔など)。 現在では、印刷技術の発展により、直接貼り付ける箔押し加工よりも、熱した金属版で圧をかけるだけで、定着する便利な箔での加工が多く使われるようになっています。

 

箔押し加工の魅力とは、

紙や革などに、金や銀の箔押し加工をする事で、高級感・特別感がグンとアップします。 結婚式の招待状や、名入れされた革小物や文具など贈り物での加工としてもよく使われています。 自分で箔押し加工を欲しい分だけ自作できると表現の幅が広がります。 同じ刻印で、型押し→箔押し→焼印 と仕上がりの違う加工が自分で簡単にできます!

型押し・箔押し・焼印加工をもっと自由に!ホットスタンプTW350


箔押し加工 / 試し押し
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