ビニール製の雪駄へのロゴ入れの試し押しをさせていただきました!
ロゴ入れのお問い合わせで、これまでに加工済みの素材や製品であればすぐにご案内ができるのですが、加工したことがないものについては、形状や素材別での判断しかできないため、試し押しのご案内をさせていただくことがあります。
ビニール製の製品への型押し加工は経験ありですが、型押しがされているため、その程度のロゴの再現性があるかが不安でした。
試し押しでは、まず素材にロゴ入れができる温度を見つける作業から始めます。
製品の素材により、ロゴ入れの表現が決まってしまうことがあります。
ナイロン、ビニール製品などへの加工では、焼き目をつけることができないため、刻印(型押し)か箔押しの加工のみとなります。※焼印本舗の商品での加工表現の中でという意味です。レーザー彫刻で細かいロゴ入れもできるようです。
製品へのダメージを最小限かつ、ロゴが認識できる仕上がりの温度をチェック!
素材にあわせた適温と、押し付ける秒数を試行錯誤を繰り返して調べます。
温度が低すぎても、高すぎてもビニール製・ナイロン製の素材ではきれいに型押しができません。
どの加工、どの素材へのロゴ入れでも同じですが、ロスがでにくい表現方法を選択することが重要です。また、きれいに加工できた条件(温度・押し付け秒数・押し方)をメモしておくこと。とっても地味な作業かもしれませんが、前準備、試し押しこそが、安定した無理のないロゴ入れ加工ができるようになる近道です!
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