合皮に刻印・型押し・箔押しで文字入れができる!

合皮・PUレザーへの刻印の仕上がりを見てみたい!という試し押しのご依頼をいただきましたので、昨日に引き続きですが、合皮への加工をテストしてまいります。色や厚み、表面加工などが違うので、それぞれの加工に適した温度や箔の種類を確かめながらホットスタンプしていきます!

合皮といえば、やはり、ホットスタンプの出番となります。本革と違い、高温での加工をしてしまうと溶けてしまう合皮生地。どの加工をするにも、温度調整が必要なのが合皮素材への加工です。

革用の箔110度では、少し定着が悪く、仕上がりのムラがあることがわかりました。温度や押し加減を変えての加工をしても、定着しない場合があります。そんな時には、箔の種類を変えてあげることで、すんなり解決してしまうことがよくあります。

この合皮生地も、そのパターンでした。一般的な合皮生地の場合、設定温度110度で多くの場合、きれいに箔押しできます。表面がすべすべだったり、少しぬるっとしている素材は、箔の定着が悪くなる傾向があります。

革用の箔をあきらめて、設定温度130度のナイロン用箔を使用し箔が定着するようになりました。 箔に含まれる、接着剤の種類が違うので、設定温度も違っています。表面のキラキラしているところに違いはないのですが、箔の裏面をみていただけると違いがわかるはずです。

色違いのこちらの生地も、同じくナイロン用箔、設定温度130度での箔押しです。 どのような素材、生地にロゴ入れ、名入れをされる場合にも、まずは、加工ごとの適温をみつけることが綺麗な仕上がりへの第一歩です。

どんな生地でも同じ設定温度できれいに加工できるとは限りませんので!この素材は、箔押し110度、革用。など、素材毎の加工メモを残していると、便利です!

適温でプレスすることでハッキリとした刻印の仕上がりに! 合皮の場合、布生地のベースの上に塗布されている合成樹脂の厚みや原料によって、クッキリと型が入る温度には違いがあります。合皮に型押し・素押しをする場合の温度帯は、下は、110度から上は160度ぐらいになります。

緑色のこの素材、130度で押しても、歯がたたず、最終的には160度まで、温度を上げました!ホットスタンプTW350は温度調整をしながらの加工ができるので、素材にあわせた適温での作業ができます。 この生地にロゴ入れ・名入れを自分で加工できるか確かめてみたい!と思ったら、焼印本舗の無料モニターをご利用ください。

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著者 焼印本舗 店長 岡留

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