箔押しでロゴや文字がきれいに加工できるかを試しました!

自社製品へのロゴ入れ・名入れ加工をご検討いただいておりますお客様より、箔押し加工の仕上がりを確認されたいとの試し押しのご依頼をいただきました。ナイロン系の生地やベロア素材などへの試し押しのご紹介をさせていただきます!

いろいろな素材・形状のサンプルに箔押し加工が今回のご依頼です! 名入れ用の真鍮文字とホットスタンプTW350で箔押し加工をしていきます。箔は、革用とナイロン用で試してみます。

ベロア生地に箔押しをしたのですが・・・ もこもこしている素材には熱圧着方式の箔押し加工は難しい。生地など伸縮性がある素材だと、一旦箔はつくのですが、定着しきれていないので剥がれやすくなります。下が革用の箔で、上の仕上がりがナイロン用の箔130度での加工です。

かなりぎゅ~つと押し込まないと生地に箔がなじみません。少し仕上がりが悪く、若干ですが、余計な部分にも熱が入って変色しております・・・

箔押し加工の仕上がりが難しい素材には・・・ 試し押しのご依頼は、箔押し加工でしたが、素押し(型押し)加工であればベロア生地にもわりときれいに型がはいります。設定温度は低めの120度でポンっと押すだけです。

いろいろな素材・形状の素材で試し押しをさせていただきました! 素材の中には、中綿が入っているものもありましたが、クッション性がそこまでなかったため、おもっていたよりも綺麗に箔が定着してくれました。

いろいろな素材での箔押し加工をされる場合には、革用の箔とナイロン用の箔をご用意していただければ、便利です。 箔は、幅8センチ×120mが1巻なので、一本でもかなりの回数は加工できます。

多くの素材が、110度の設定温度の革用の箔で加工できるのですが、つるっとしている系の素材だと、設定温度130度のナイロン用箔でないと綺麗に定着しない!という場合もあります。

熱圧着方式の箔では、素材ごとに、定着しやすい接着剤の層が練り込まれております。決められた設定温度で加工することで、接着剤が活性し、素材にペタッと張り付く仕様になっています。箔押し加工の設定温度というものは、箔により決まっています!

素材によっては、設定温度よりも10度高くすることでよく定着するということもあるのですが、基本的には、箔ごとの設定温度を守って加工していただくと綺麗に箔押し加工をすることができます!

 

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革紙への箔押し加工は職人・専門家じゃないとできない?

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