今日の試し押しのご依頼は、キャンバス生地。それも、アクリル絵の具が塗られている生地への箔押し加工です。帆布(キャンバス)生地への加工は、これまで何度か経験があるので、早速ホットスタンプを使ってテストしていきます!
ホットスタンプと真鍮文字のSAMPLE 文字サイズ7mmでの箔押し加工をしていきます。箔の種類は、110度の革・紙用からはじめて、130度ナイロン用でたしかめていきます!
何度やっても、110度の革・紙用の箔では、箔がうまく定着しませんでしたので、ナイロン用箔で押し込み加減を変えながら加工しました。設定温度130度で、約3秒の押し付けでこの仕上がりです。完全に箔がきれいにのっていない仕上がりでした。
アクリル絵の具で下地ができているため、何もないキャンバス生地よりも箔ののりがいい感じです。押し込みすぎると箔がべた~っとなるので、こちらの生地は革や紙に箔押しするようないつもの弱めの押し加減での加工がおすすめです。
箔押しと空押しをしております。設定温度130度でも型押し加工をすると、ねっとり真鍮文字にアクリルの絵具がついてしまいました。型押しできないわけではなさそうですが、仕上がりは少しムラができてしまいそうです。真鍮文字に付着した絵具は早目にお掃除しておかないと、次の加工の際に色移りや熱伝導が悪くなる原因になりやすいので要チェックです。
すべてのサンプル生地に箔押しをしてテスト完了です!お客様へご返送手配するまでが、試し押しモニター。お手元到着後に実際に手で触っていただき箔の定着具合や仕上がりをご確認していただきます!
今回の試し押しのご依頼は、過去のキャンバス生地への箔押しをした時のブログ記事をお読みいただきお声がけいただきました!同じキャンバス生地でも、条件が違う、形状が違うなどの場合は、やっぱり実際に確かめないと仕上がり具合はわかりませんので、試し押しのサービスがおすすめです。お気軽にご利用くださいませ~