【How to】焼印をあたためる時間はどれぐらい?

今回は、直火式焼印での加熱時間についてのご紹介です。直火(じかび)式焼印では、カセットコンロなどの火で直接あぶって加熱をする焼印のやり方です。

電気式と比べて、火元を用意することや、デンジャラスなイメージが強く電気式の焼印と比べると人気はやや低めなのです。実際のご依頼もやや電気式が多いように思います。 お問い合わせいただく際の直火式焼印のお客様のイメージが全体的に悪めなのを電話で実感しています!最近は、設備面でのNGも増えています、『IHなので・・・』それは、仕方ないです。

 

直火式の焼印のいいところ!

それでも店長おかどめは、この直火式の焼印も大好きです。 理由は、いたって簡単。3つにまとめました!

その1、取り回しが楽!直火用持ち手棒は重さも軽く用途にあわせた2種類があるので便利。

その2、高温の加工ができる!電気式よ比べても瞬間火力が大きい!作業効率も良し!

その3、焼印するまでは、速い!直接あぶるので電気式より勝負が早い! では、どれぐらい加熱すれば、いいのかというのが今回の中身になります。

あっ、忘れてました、もう一点直火式の焼印のいいところ!それは・・・ 焼印できる大きさの上限がないってことです!

電気式焼印での推奨の最大のサイズは70mm*70mm程度です。はんだごてを焼印の裏側中央に差し込んで加熱するので、サイズが大きすぎると端まで熱が行きわたらなくなります。

直火式の焼印では、火で直接あぶりますので、大きくても大丈夫!とはいっても、あまりに大きすぎると加工しにくいのでご注意を!過去にA4サイズぐらいの大きさの焼印も作らせていただきました!重いんです!金属なので・・・

直火式の焼印の加熱時間の目安は

焼印の大きさにもよりますが、おおよそ7cm程度までの場合、加熱時間は2分程度でOK! それ以上大きい場合は、3分程度加熱してください。 焼印があたためられているかどうかの確認は、木などに試し押しをしていただければと思います。

焼印の印面ではなく、側面を木に少しだけあててみて、黒い焼き目の線が入れば準備完了です。もちろん本番と同じ素材で試し押しができれば、その方が仕上がりをコントロールしやすくなりますのでおすすめです!

動画で実際に加熱の目安をご案内!

真鍮製の焼印を加熱すると、色に変化があるので目安にしてみてください。詳しくは動画でご案内をしています!

さいごに

焼印加工では、加工をする素材が何かってことが、とても大事です。 デザインデータや、サイズ、加工のおすすめのやり方も相手が何かって事を中心に考えていく方がより、楽できれいな仕上がりになるかと思っている店長おかどめです。

データチェックや、お電話でのお問い合わせの際にしつこく聞いてしまうのは、こういう理由があるのです・・・嫌がらずにお教えいただければ、お客様にあったご提案をさせていただきます。 電話が長いや、声がでかいなどあれば、お気軽にお申しつけくださいませ。 作業効率良し!グッと濃い焼き目をいれるなら! コスパもいいんです! 直火式焼印セット

 


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著者 焼印本舗 店長 岡留

焼印本舗 岡留 祐介

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