木製iphoneケースに箔押しと焼印試してみました。
今回はご依頼のあった木製のiphoneケースの箔押しと焼印を試してみました。
以前にも幾度か試みたiphoneケースへの焼印と箔押しの作業だと殆ど革製品若しくはプラスティック系のケースだったので、刻印時にケースが凹まない様に中にモック若しくは、それなりの台になる物が必要でしたが、今回は木製、それも結構しっかりした木で出来ているので中に入れる台は無しでOKでした。
まず最初に木に焼印と言う事で100ワットハンダコテと真鍮深堀の版をセットアップしました。勿論パワーコントローラーもセット!箔押しもするので…..最初に温度の関係から箔押しを100ワットハンダコテで挑戦!パワーコントローラーのセッティングは勿論最低温度に設定。
温度的には箔押し行けそうなのですが,やはりフリーハンドでコテを平行に押すのは…..!!難しい!!やはり方押しになってしまいました。次に温度を上げて焼印にトライ!
わ~…結構100ワットの温度でも焦げ目が出来てしまいました。ちょっとプレスする時間が長かったようです。少しプレス時間を短くして再トライ!!
写真上側の焼印は結構綺麗に入りました。下側の焼印は少しプレス時間が短過ぎたようです。この辺りの加減が難しいですが、必ず最小に試し押しをしてデータを出してから、本作業に入って下さい。次にホットスタンプを使って箔押しをしてみました。版は活字を使ってSAMPLEと入れてみました。
やはりホットスタンプを使って箔押しをすると安定してかなり綺麗に箔押し出来ます。やはり用途と素材に応じて機材も使い分けないといけない…..な感じでね。