焼印本舗店長のブログ
焼印や刻印について毎日更新中！

名入れ名人のアルミスロットは各活字に合わせてその都度オリジナルで作っているので基本決まった活字にしか合いません。勿論同じサイズの版だと使えるのですが、例えば活字のサイズが高さ５mmだとしてもフォントによって文字の上下の張り出し方等が違ってきます。 という事は真鍮版自体の高さは活字の高さとはまた別のサイズになります。 ちょっとスロットサイズの説明になりましたが….今回は、活字をスロットにセットする際少し動きが悪い….ちょっと活字によってはスロット内で引っかかる？っな感じのご要望が有ったので少し削ってスムースに仕上げたいと思います。とわ言っても、正確なサイズに作ってあるのでほんの少し削り磨き合わせる程度なので…皆さんが削るのは避けて下さい。スロットがルーズになると活字の並びに影響が出てしまうので…..っで、とにかく作業開始！ まず幅の大き目の活字をスロットにセットして隙間…間隔をチェックします。次に、隙間に合わせて細かい目のヤスリで慎重に削って行きます。 慎重に削りすぎない様に……削り終わると、一度数種類の活字をセットしてみて間隔をチェックします。っでOKならば、次の行程…ナイロンヤスリで整えます。 この段階でかなりスムースにはなるのですが、やはり滑りを良くする為に次に金属磨きでよりスムースになるようい磨いて行きます。 これが中々の優れものでとってもピカピカにツルツルになります。磨いている間は真黒な液が出ますが….最後に洗剤で綺麗に洗えばOKです。 完成！こんな感じでかなりスムースになりました。