「焼印を押すと真っ黒になってしまう...」
「焼き色が、つかない...」
革・木製品・食品などに焼印加工をする時によくある失敗の主な原因は、ずはり『焦げすぎ』『加熱不足』など焼印の温度問題です!
焼印加工とは、熱した金属のデザイン部分を焼き目として反映させる加工。焼印をいれる素材・ものにより焦げ目が入る(燃焼温度)温度帯には違いがあります。
焼印を綺麗に押すためには温度が重要になりますが、すべての焼印加工に対して変わらない決められた温度があるわけではございません!
どのようなモノに、焼印を押すかで焼印の温度帯の目安が決まります。モノには、それぞれ燃焼温度が決まっています。※燃焼温度は、物質が燃焼を開始する温度
焼印を押し付けて燃えてしまうと失敗なので、燃えてしまう温度の少し低い温度が、焼き目・焦げ目が入る温度、このものが燃えてしまう一歩手前の温度帯が焼印の温度の目安になります。
だからといって、1度単位の細かい温度調整までする必要はございません。素材の燃焼温度を知っておくことで、焼きすぎだったり、焼き目が入らない、などの失敗を減らすことができます。
木に焼印、焼き目が入りはじめる温度帯は、250℃から。もちろん、木の種類や乾燥状態などによっても、焼印できる温度は違いがあります。
焼き目が入る温度帯になっている状態で押した場合でも、仕上がりの違いがでることがあります。それは、押し付けている時間、秒数により焼き目が濃く入るなどするためです。
焼印の方法には、直火式や電気式など焼印をどの道具であたためるかでやり方が決まってまいります。
電気式や、直火式の焼印加工も、加熱の方法が違うだけで、やることは同じです!焼印を押す素材にあわせて、大まかな温度(焼印の加熱具合・ものの燃焼温度など)を少しだけ知っておくと、きれいで安定した焼印加工をしていただけます。
ご購入前の試し押し、焼印レンタルや、導入後でも焼印加工のやり方は、いつでもお気軽にご相談ください!素材や形状にあわせた、ほんのちょっとしたコツなどもございますので!!