生地への箔押しをきれいに仕上げるには?温度?圧力?

生地素材への箔押し加工の試し押しになります。ナイロン用の箔での定着具合を確かめていきます。

御守り・生地への箔押し加工試し押しの画像

ナイロン用の箔の設定温度は、130℃。箔にあらかじめ決まっている温度は、接着材が活性化する温度になります。紙には紙に良くつく接着剤、プラスチックにはその樹脂に良くつく接着剤という様に、また表面加工の状態によっても接着剤の種類はかわります。熱転写する物によって箔にも適した種類を選んであげることが、重要です!

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レーヨン、ポリエステルなどの生地素材では、ナイロン用の箔がおすすめです。生地への箔押し加工では、織り目の粗い生地の場合、生地がよれてしまいますので定着した箔が剥がれてしまうこともあります。織り目、密度が高い生地の方が仕上がりも安定しやすい傾向です。

御守り・生地への箔押し加工試し押しの画像

袋状になっている製品への箔押し加工では、ロゴを押し当てる部分はできる限り水平になるように置いての加工が必要です。

焼印、刻印(型押し)加工と比べて、箔押し(熱転写)加工でのロゴ入れでは被転写物(箔押しをする素材や製品)の材質や形状の影響を受けやすくなります。

箔の種類によって加工する際の温度と圧力を変えることなど、箔押しについての予備知識を少しだけ知っておくと便利です!

試し押しサービスでは、材質にあわせた箔の定着テストや、押し付け具合などを中心にテストをさせていただきます。試し押し完了後には、サンプルはご返送手配いたします。お手元でロゴ入れの仕上がり具合、耐久性などを確かめていただけます。

 



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著者 焼印本舗 店長 岡留

焼印本舗 岡留 祐介

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