今日の試し押しの素材は、アクリルへの刻印加工です。アクリル樹脂とは透明性の高い合成樹脂で、ポリカーボネートや有機ガラスとも呼ばれています。
ホットスタンプTW350を使って刻印をしています。文字サイズ3mmの小さめの文字を溶かして反映させています。温度が高すぎてしまうと、ねろ~っと溶けだしてしまいます。
ろうそくなどへの刻印(型押し)加工とよく似ています。ろうそくや樹脂への加工では、適温(素材の熱変形しだす温度)で押し込むと溶けていきます。押し込んだ分の素材は蒸発することはなく、バリのように文字の輪郭に浮き出てきます。
樹脂などの刻印加工では、素材にあわせた適温をみつけてあげることが重要です!
アクリル板に文字入れ加工をしている動画も焼印チャンネルよりご覧いただけます!