今日の試し押しは、畳表への箔押し加工になります。表面の凹凸や素材が違う畳表に箔がどの程度定着するのか?どの箔の種類が適しているのかをたしかめていきます!
こちらの畳表には、紙/革用の箔の方がきれいに印刷できました。ナイロン用の箔でもつくには、ついておりますが、少し仕上がりにムラができてしまうようです。紙素材の畳表なので、やはり紙用の箔があっているようです。
次に、つるっとした表面の畳表への箔押しですが、紙/革用とナイロン用の両方の箔がのりませんでした。
畳表ではないですが、畳縁(たたみべり)の生地への箔押し加工です。紙/革用の箔は強く押し込んでも定着しませんでした。ナイロン用の箔はばっちり定着しております。
加工機材:ホットスタンプTW350
加工の種類:箔押し加工
使用した箔と設定温度:紙/革用120℃とナイロン用箔130℃
同じような見た目の素材でも原料が違う種類の場合、箔の種類を適切なものを選ばないと綺麗にロゴがはいりません。畳表は、いぐさ柄特有の縫込み・表面の凹凸がありますので、箔押しでのホットスタンプの際には少し強めの押し込みが必要です。
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