文字の入れ替えが可能な文字アルファベットセットは、主に名入れ加工に使われる真鍮製の金属文字(活字)です。
名前や、日付、メッセージなどを自由に刻印・焼印・箔押し加工にて自作する事ができます。 文字アルファベットと言いましても、製作可能なものはアルファベットだけでなく、ひらがなや漢字、記号、数字も完全オーダーメードで、世界にひとつだけのオリジナルな名入れ用の道具をお作りいただけます。
文字アルファベットセットのオーダーのポイントは、3点だけ!
・名入れ加工予定の素材
・フォントの種類、デザイン
・名入れの加工方法(箔押し・刻印・焼印)
まずは、この3点の項目さえ押さえてしまえば、どの商品が必要か?どれぐらいの予算で名入れ加工が始めれるか? などが見えてきますので、名入れサービスの導入をご検討されている方はぜひこちらの記事を参考にしてみてください。
文字アルファベットでできる事から、失敗しないオーダーのやり方まで、よくある質問を中心にご紹介させていただきます。
真鍮文字アルファベットセットで可能な自作加工とは?
自由に並べ替えが可能な金属文字で可能な加工は3種類。焼印・刻印・箔押しの3つの加工になります。 まずはどのようなイメージで名入れ加工をしたいかを決めていきます。3つの加工方法についてご紹介いたします。
焼印加工・・・ 焼き目をつける加工で、主に電気式半田ゴテでの加工。 木材や革などへの焼印加工ができます。フォントのサイズにより小さいものでは鉛筆やお箸などへの名入れ加工にもご利用いただけます。
刻印加工・・・ 型押しや素押し・空押しと呼ばれる、素材にへこみをつけるデボス加工。
刻印は、革・合成皮革や厚みのある紙などの素材でも加工をする事ができ、素材の持つ色味や素材の特徴により見え方がかわります。
箔押し加工と比べ、加工時のロスも少なく、よく名入れ加工で採用されているのが刻印加工になります。ホットスタンプ(箔押し機)や、打刻での刻印方法になります。
箔押し加工・・・ 箔フィルムを熱転写する加工になります。 専用の機材などが必要ですが仕上がりにグッと違いが出せます!
箔押し加工をするには、温度調整が必ず必要で、ホットスタンプなどの温度が調整可能な機材での加工になります。 箔の種類により融着する温度が違う事や、箔と素材との相性もあります。
名入れ用の真鍮文字アルファベットって?
真鍮文字アルファベットの標準の仕様を詳しくご紹介します。完全受注生産での金属文字は好きなフォントとサイズで作る事ができます。
●フォント(文字の種類/デザイン)
フォント選びは、商品ページに記載しております、製作可能フォント一覧の中からお選びいただけます。
『製作可能フォント一覧に無いフォントでも作れますか?』というご質問をよくいただきますが、文字の種類は星の数ほどありますので、こちらに無い場合でもご希望のフォントの種類(名前)でも製作可能です。
また、Aiデータのアウトライン化済みのものでのデータ入稿であれば、自分で作ったフォントも製作可能です。
●フォント(サイズ)
標準のフォントのサイズは2mmから8mmまでとなります。 最小のサイズは、2mmですが、米粒のようなサイズですので箔押し加工には不向きです。 フォントサイズとは、基準となる文字「A」の高さになります。
文字の名称については、下のイメージが標準の仕様になります。
彫りの高さは、約3mmありますので、柔らかい素材への加工も可能です。 ご利用予定の素材や、用途により標準仕様ではない特注仕様でも製作はも可能ですので、お気軽にご相談くださいませ。
真鍮文字の使い方は?
真鍮文字は、加工方法によりセットして使う道具が決まります。 専用の文字フォルダーに文字をセットして加工するのですが、焼印加工で使う場合は文字フォルダーにセットし、電気式半田ゴテで加熱し焼印加工をします。
ホットスタンプ(箔押し機)で使う場合はホットスタンプ用の文字フォルダーにセットし、ホットスタンプ(箔押し機)で加工をします。
文字フォルダに収める事ができる有効な内寸は、約70mm程度となります。 大きい文字での製作の場合、文字の種類・幅により一度にスロットに収まる文字数は少なくなってしまいますのでご注意ください。
真鍮文字アルファベットセットの選び方は?
名入れサービスの加工方法とは?
名入れのサービスや、自作での加工を導入されるにあたり、どの素材に?どのような文字列を?刻印・焼印・箔押しなどどの加工をするのか?
よくある名入れサービスには、イニシャル・日付・フルネーム・メッセージがあり、導入前にどこまでのサービスをされるか、どのような文字・記号を加工されるかなどを事前にご検討してみてください。
サービス内容により、おおよそ必要な文字の総数がわかります。ただし、ひらがな、漢字などの場合は、必要な数量が多くなりがちですので、事前の必要な文字の確認が重要です!
ひらがなの場合のご注意・・・ 2個以上使う文字の数量、濁点、半濁点や小文字までの必要数など
漢字の場合のご注意・・・ 無限にありますので、必要な漢字の数量。
・イニシャル(例:Y.O)
例えば、イニシャルを加工する場合などは、名前の頭文字と.(ドット)の計3文字をアルファベット大文字での表現になるかと思います。 QやZなどのイニシャルにほとんど使わない文字を省いた必要最低限のアルファベット大文字38個と.(ドット)2個の40文字セット
・イニシャル(例:Y.O)
・短いメッセージ(例:Happy , Thanks)
イニシャルはもちろん、短いメッセージなどでも刻印や焼印加工したい場合は、アルファベットのA~Zと記号を合わせた60文字セットがあれば可能です。
・イニシャル(例:Y.O)
・メッセージ(例:Happy , Thanks)
・フルネーム(例:Yusuke Okadome)
フルネームでの名入れ加工をする場合は140文字セットが必要です。大文字、小文字、数字、記号がそろった総数なので、加工できる表現の幅がひろがります! ご希望の加工予定のサービスに合わせて、文字アルファベットセットの文字数お選びいただければと思います。
箔押しや刻印、焼印での名入れ加工用の真鍮文字アルファベットセットの詳細はこちら→
下記は真鍮文字アルファベットセットのご注文前によくあるお問い合わせです。
『文字の内訳は変更できますか?』
文字の内訳については、ご自由に変更可能です。ご注文の際はフォントのサンプルデータをご確認していただくのですが、最初に標準の文字の振り分けにてお送り致します。文字の増減について、ご希望の数量に変更致します。
『大文字・小文字・数字・記号など指定できる?』
あらかじめ大文字のみ、数字不要などもご指定いただけます。
『セットではない、バラ売りは可能ですか?』
真鍮文字のオーダーのバラ売りについては、10文字からご注文いただけます。また、追加のご注文につきましても10文字からのオーダーとなります。
加工事例や参考写真
包装紙への箔押し ホットスタンプ 箔の色:ブラック
ナイロンへの箔押し 日付 箔の色:ゴールド
革への焼印加工
筆記体のフォントでの製作事例
打刻加工時のイメージ
完全オーダーメードで作れる文字アルファベットセットは、名入れの刻印や焼印での自作加工をすることで、商品の付加価値をあげたりコストカットになります。
標準のセットのご用意はありますが、お客様のご要望を詳しくお教えいただけましたら、仕様や文字の総数、フォントの選定など専門のスタッフがご提案をさせていただきます。
名入れをご検討で東京など遠方の場合でもご心配なく! 焼印や刻印、箔押しでの加工をしてみたい素材や製品を送る送料のみご負担いただければ、当店にて無料で試し押しをさせていただきます。 → 試し押し無料モニター承ります!
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