本は雑誌と漫画だけ、映画やテレビなどの映像ならいくらでも観ることができる42歳。
アマゾンプライムで映画が見放題だと気づいてから寝る前の日課になってしまったプライムでの映画鑑賞。食べ放題のお店でも、ついつい欲張って食べ過ぎてしまう悪癖がある私にはプライムビデオの見放題も同じこと。
寝落ちする瞬間まで観てしまいますね!逆に言えば、途中で睡魔に負けてしまうようなタイトルだったとも言えます。
映画好きの私が途中で寝落ちすることの無い映画をご紹介します!
今日オススメする映画は不朽の名作『ゴッドファーザー』のパート1です。
提供元:paramount_international
ゴッドファーザーの魅力とは?
超有名な作品なので説明するまでも無いと思いますが物語は、組織と家族というどちらも大切なものを守るゴッドファーザーの葛藤や苦悩を描いたマフィア映画。
数えたことはないですが、何度見たかわからないぐらい観ています。シリーズ3部作の1本面。名優アル・パチーノの出世作、若い青年期の演技も男前でカッコイイ。
敵対組織との駆け引きや、妻との埋めようの無い考え方のギャップ、そして終盤の父と子の社長交代など、われわれ現代の社会人にも共感できるストーリーが約3時間の中に無駄なく描かれています。
「さっきまで幸せの絶頂やったのに~」とか「なんや、許してあげたんやぁ~」とおもてる次には状況が一変しているのもこの映画の痛快なところ。人生には何が起きるかわからない、永遠では無いということを教えられました。
全編を通して薄暗~い感じの映画ですが、現代のビジネス社会でも通用する哲学に溢れている映画だから観てほしい!
提供元:paramount_international
自分が若かりし日に見た感じとは違う印象を受ける映画です。最初に金曜ロードショーで覚えているのは、馬の首とともに目覚めるベッドシーン。激しい描写過ぎて馬だけにトラウマなるレベル。年齢を重ねて見直してみると新しい魅力があります!
※コッポラ監督は、有名な馬の首のシーンでは本番に本物の馬の首を内緒で置いたらしいです!
1972年『ゴッドファーザー』(字幕版)2時間57分
コッポラ監督は、コルレオーネ一族の家族模様と、ファミリーが手がける恐ろしい組織犯罪の両方の間で巧みにストーリーを展開させながら、アメリカでの勢力争いを巡るシチリア人マフィアの血なまぐさい盛衰を描いた。
主要キャストから脇役までキャラが個性的
人気の映画やドラマ・漫画など共通しているのは登場人物のキャラがたっていること。漫画で言えばワンピースや鬼滅の刃のように敵キャラまで丁寧に人物設定がされている。悪役にも感情移入してしまうのです。
『ゴッドファーザー』にもコルレオーネファミリーをはじめ、いろいろな人物が登場します。見終わった後に自分のキャラと近いキャストが見えてくるはずです。
ゴッドファーザーで自分のキャラをあてはめると、完全に長男のソニー。面長という見た目もあるけど。あまり頭で考えずに後先考えずに行動に移してしまう。ついでに女癖が悪いという所まで・・・いや、そこは違うと否定しておきます。
『ファミリーの人間ではない物に、手の内を決して話すな』父であるゴッドファーザーに諭された内容。
短気なソニーは、いいキャラクターなのに、その短気が原因でわりと早めに姿を消します…
家族と仕事
長男だけど後継ぎとしての才覚が無いソニー、次男のフロドも気弱で頼りない、三男のマイケルは家業から離れて表の世界で生きようとしている。父であるゴッドファーザーは表と裏の顔を持つビジネスで大きな組織を築いてきた。そこにあるテーマは愛と権力。
ファミリーは、血の繋がりが無くても家族のように接し固い絆で結ばれている組織。強い企業や会社も同じように家族のような強い絆で結ばれています、目標達成や信念がある企業の特徴です。
自分の個性は成長過程で形づけられる部分が大部分を占めている。その中でも人との出会いによって受ける影響がほとんど。子供にとって最初の人との出会いは父親や母親なのでもろに影響されてしまうのでしょう。
親になって観るゴッドファーザーも、また良し!もう少し息子たちが大きくなったら一度は見せてみようと思います。
あとがき
ビジネス社会で生き抜くヒントがこの映画の中に散りばめられています。ただ求めていなければ見えないかも、若くして見た30年前の私の感想は馬の首だけ。
ゴッドファーザー観た後に車の後部座席に誰かを乗せて走るのが怖く感じるのは私だけでしょうか?
仕事のBGMがわりに流しておくのもオススメです、音楽もいい感じ!たまに銃撃の音や爆発音がありますので気をつけてください。