「惣菜に焼印で文字をいれたい。」
今回の試し押しのご依頼は、さつま揚げになります。
すでに調理済みの食材で、油できつね色にあがっております。美味しそう・・・
表面は、思っているよりも凹凸は少ないようですので、心配なのは油が表面にあること。
直火や電気の焼印ではすでに試したことがあるので、熱した印面がさつま揚げにふれると
パチパチと、油がはじけるような音がします。
また、押しつけてしまうと、真っ黒になりやすいのです。
加工する道具は、ホットスタンプTW350!という温度調整ができる加熱道具です。
設定温度は最大の350℃で焼印をしていきます。
上の写真のような仕上がりです!
ホットスタンプTW350では、焼印をセットする位置が固定しているので、さつま揚げを置く位置さえ決めておけば、まっすぐに、同じ加工位置に焼き目をいれることができます。
また、電気式の焼印で使う半田ゴテと比べて、温度センサーが備わっているので、ヒーターの寿命も強いんです。
安定した焼き目を量産加工する食品製造工場でも採用されています。
さつま揚げへの焼印のデザインでは、あまり細かいデザインでは焼きつぶれやすくなります。
デザインの段階で焼き目が入りやすいようにすること。
焼印の仕上げは、必ずキワギリ加工をすること。←余計な土台部分を切り落とす仕上げ。
囲まれているデザインは、空気穴をあけること。←焼印加工時の蒸気を逃がす穴をあける仕上げ。
これら3つの仕上げをしておくことで、より仕上がりが安定しきれいな焼き目が入ります!
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