革製の猫型キーホルダーが今回の試し押しの素材です。 ねこや犬のシルエットで抜かれている革のチャーム、何もなくても十分にカワイイ！ このすでに愛らしい革のキーホルダーに自分で名前（イニシャル）を加工をすることができる焼印文字アルファベットとホットスタンプ（箔押し機）で加工をしていきます。 この店長ブログでは、焼印加工や名入れ加工の試し押しのご紹介をしています。
特にホットスタンプを使った加工では、専門性が高く、とっつきにくい印象で見られているようですが他の加工する道具の電気式の半田ゴテや打刻での加工と比べると一番カンタンで安定した加工のやり方になります。 いろいろな機能があるホットスタンプ（箔押し機）ですが、一言であらわすと！ 『温度調整ができる！！』 なんだ！たったそれだけ？っと思われてしまいますが・・・
温度のコントロールこそ、自分で加工をする時の一番のよりどころ、肝の部分になります！ 少し脱線してしまったのですが、猫型の革チャームにイニシャルの刻印をしていきます。
試し押しのご依頼では、上のお写真のように付箋などに文字を書いて、ご希望の位置に貼ってください。 製品や素材の形状などご希望の加工位置に刻印できない時には試し押しの結果報告の際にご案内を致します。
ネコの足元に並べているのが真鍮文字アルファベットです。 文字のサイズは縦5ｍｍのフォント。かっこの横にはスペースを空けるために、スペーサーを挟んでいます。 真鍮文字アルファベットは製作の際に特別なご要望が無い場合には文字や記号のキワでカット致します。
文字・お名前をならべた時になるべく隙間が空かないようになっています。 記号など文字との隙間を作る際に、スペーサーが役に立つのです。 文字と文字の隙間をあらかじめ設定して作成することもできます。 文字のオーダーの際には事前に制作データの内訳表をご案内いたします。
文字の内訳やフォントデザイン・サイズの確認の際に配置のイメージをご覧いただけます。 隙間（文字と文字の間隔）のご要望もセットの定額の範囲内で無料でご対応致します。
文字アルファベットをホットスタンプ（箔押し機）にセットしてハンドルを降ろすだけのシンプルな構造になってます。 セットした金属の文字や焼印がまっすぐ垂直におりてくる。
過去に半田ゴテや打刻のポンチなどで刻印や焼印をされた経験のある人なら、この便利さをおわかりいただけるはず。 シャチハタや印鑑のような小さいスタンプですら、まっすぐ押すのは意外に難しい。 思っている以上に斜めに押してしまうことないですか？？
印鑑の場合、多少ななめに押してしまっても問題なさそうですが・・・ キーホルダーへの刻印などの加工では、そうも言ってられません。
厚紙に一度、空押しをして加工位置の型をつけます。 型をいれた厚紙をホットスタンプの作業台から外して、 センターの位置がわかるように線を縦と横それぞれにひっぱります。 製品のサイズよりも大げさに書いてください！ キーホルダーをおくと見えないと困りますので。 目印を引いた厚紙をホットスタンプの作業台に固定します。
これで準備はOK! 革への刻印（型押し・素押し・空押し）の場合設定温度の目安は革に焼き色が入らない程度の温度にしましょう。 革の種類にもよりますが、170℃から180℃で焼き目が入ってくる革もありますので 130℃前後がおすすめです。
本革のチャームにきれいにイニシャルが入りました！ 横幅の間隔も我ながらいい感じにできたと思います。 同じ抜き型のチャームであれば、厚紙で用意したカンタン治具を事前に工作しているだけで より加工が安定します。それも2個目以降も同じ位置に加工ができます。 外注に依頼する名入れサービスから自社で行うことで得られるメリットは一つだけではありません。
小ロット、多品種の名入れに対応できる。リードタイムの短縮。コスト削減。 サービスの拡充でたライバル(他社)との差別化に！ お客様のスタイルに合わせた名入れサービスと無理と無駄のない自作加工をご提案致します。 はじめてでも安心して導入していただけるサービスをご用意しておりますので、どんな些細なことでもお気軽にご相談ください。
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