お菓子への焼印加工 和菓子・洋菓子に焼印機で文字をいれる

和菓子・洋菓子に焼印をする時によくある失敗がこれ・・・

お菓子に焼印する時によくある失敗?

焼印の温度が高すぎたためお菓子が焦げてしまう失敗。 温度が低く過ぎても焼き目が入らないし食材がはがれて焼印にべっとりとひっついてしまう。 食材によっても焼き色がつく温度に違いはありますが、ほとんどのお菓子では300度前後で焼印ができます。

上のワッフルで使った焼印の道具は直火式の持ち手棒。直火であぶって使う焼印です。 直火式の焼印のタイプでも少し練習すればきれいに焼印ができます。 加熱している時間が長いと印面温度は300度以上になってしまいます。

次にコンセントにさして使う電気式の半田ごて。 こちらも最大温度は500度ぐらいになります。 充分にあたたまるとお菓子などに焼印が入る300度を軽く超えてしまうのです。

温度を制するものが焼印を制す?

素材に焦げ目が入る温度の目安と加工道具の温度がわかれば、鬼に金棒。 でも、焼印ができる温度がわかっても道具によっては温度調整がしにくいものがあります。 焼印ができる加工道具は3つ。

直火セットの持ち手棒。
電気セットの半田ごて。
ホットスタンプ。

道具自体に温度調整機能があるのはホットスタンプだけ。 直火棒は、焼印にとりつけるハンドルのことです。温度の加減は慣れが必要です。電気セットの半田ごては、道具自体には温度調整機能はありません。

そのかわり、温度調整ができる道具を使って大まかな温度調整ができます。 パワーコントローラーという名前の道具で、電圧を調整して温度管理ができるようになる機械です。

ホットスタンプは機械自体に温度調整機能があるので焼き目を調整しやすいです。 温度に関する予備知識だけあれば、やり方を工夫することできれいな焼印ができるようになります!

カステラに焼印機で元号を入れました

やわらかいカステラに、安定した焼き目をホットスタンプで焼印しています。焼き菓子、特に甘い系の素材では、焦がしやすい。 温度が低すぎても、表面がはがれてしまうなど、せっかくのお菓子を焼印でつぶすことになりがちです。

そんな時は温度調整ができる機材があれば便利! カステラやお菓子は含まれている原料の違いや、焼き加減などで焼き目がきれいに入る適温にも違いが出てくるかと思います。食品への加工を失敗せずに焼印したい場合は、デザインも重要になってきます。

革や木などと違い、デザインの再現性は低めなのでシンプルなデザインがおすすめ。 ベタ面(焼き目がつくとこ)が多いデザインよりは、線で表現している方が焦げも少なく味を損なわなくてすみますので!

お菓子にホットスタンプで焼印

 焦げ付きやすいお菓子への焼印も温度を調整することで失敗しにくくなります! 電気式焼印や、直火式焼印で仕上がりの違いをご紹介している記事もございますので、ご参考にしていただければ幸いです。

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食品への焼印がうまくいかない方はこちらの記事をご参考にしてみてください。


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著者 焼印本舗 店長 岡留

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