電気式焼印加工では半田ゴテを熱源として焼印をあたためます。焼印本体からの熱をはんだごての先にとりつけた焼印に熱が伝わり木や革などの素材に焼き目をつける仕組みです。
機材により多少の違いがありますが、半田ゴテの温度帯は約550℃程度となりコンセント(家庭用でOK!)に差し込んでいる限り(電気が流れている限り)あたたまっています。550℃って言われても、あまりピンとこない温度ですが、かなりの高温です。
間違えて熱い状態の焼きゴテに触れてしまった事があるのですが、熱いを通り越して最初は冷たい、いや痛いという感想。。。火傷にはくれぐれもご注意を! 焼き目をつける、イコール物質の発火点の手前の温度が必要だということになります。
あらゆる物質には、発火点(燃焼温度)というものが決まっているようですので一度確認してみてください。よく理科年表の燃焼温度のデータを参考にしています。。。
さて、今回は電気式焼印の加工実験の内容は、連続での加工においてどれぐらいのスピード感で焼き目がはいるのか?? 焼印加工を導入を検討されている方必見です、電気式焼印それとも直火式焼印での加工を迷っている場合、作業効率や仕上がり具合にご注意していただきご参考にしていただければ幸いです。
いかがでしたでしょうか?実験の結果は? 電気式焼印の方が連続押しにむいているっという、イメージが薄れてしまったかもしれません。。。 ただし、やっぱり電気式焼印にも良い所があるので、素材や用途・設備にあわせてお選びいただけたらと思います。
電気式焼印のメリット
・準備が簡単 コンセントに差し込んで温まり次第、焼印開始!
・焼き過ぎない 大まかな温度コントロールが可能!(別途電圧調整機などをつかって)
発火点について、前述したとおりですが物質の形態、周りの環境によって温度にはばらつきができます。 550℃程度の電気式焼印でも、木などに押し当てるたびに、ある程度は温度が下がります。
熱は高い温度から低い温度に流れていく性質があるため。 生きていく上で、算数や理科なんてあまり必要ないと思って過ごした学生時代・・・今ものすごい必要だったと後悔しています・・・
お試し焼印セットも電気式焼印セットの商品です、焼印の入門編にはぴったりです。届いてすぐにはじめる手軽さが人気の秘訣。電気式焼印に関するご紹介記事もありますのでこちらもご参考にしていただければと思います。 いつも最後までお付き合いいただきましてありがとうございます!