結局へり落とし等13本を収納出来るケースが完成しました。
最後に革の端っこに穴を開け、長めの革ひもをセットしくるくるっと巻いて結ぶ感じにしました。大工さんのノミケースと同じ要領です。これで、工具同士が打つかってお互いを傷つける事もなくなりよしよしって感じです。皆さんも是非大事な工具、道具ケース作ってみて下さい。
“あまり深く考えないで、さくさくっと作ってしまうのがグッドだと思います”
工具ケースを作ってみました。
革加工具の中には刃物系はもちろん、他の工具、道具とぐちゃっと入れてしまうと結構危険、それに工具を駄目にしてしまう物が多いんです。今回はそのような工具、特にへり落とし等をしまっておく入れ物を作ってみました。大工さんが使っているあのノミをしまっておくケースがオリジナルです。
今回使った革はトコ革と言って、革の裏側です。
この柔らかいトコ革はベロアとも言いますが、いわゆる銀面(革の表面)を割って残った裏側です。ベロアは専用に柔らかく仕上がったトコ革なので普通にバッグとかにも使えますし、よくワークブーツ等強度を必要とする素材に使われます。伸びないし、表面が硬いので工具ケース等にはもってこいです。他の銀面の革に比べ値段もとてもリーズナブルです。今回は余ったトコ革があったので形は変ですが、気にせず作ってみました。
あまり難しく考えずに、革のサイズに合わせて必要な工具が幾つセット出来るかを計算していきなり線を引いてガンガン手縫いで縫っていきました。
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