合皮とは、布地をベースに合成樹脂を塗った人口素材の事で、プラスチック製やビニール製のものとなります。レザーや毛皮を使わない事で有名なステラ・マッカートニーも合皮を使って高級バッグなどを使用しております。(ポール・マッカートニーの娘さんです。)
やはり、合皮に素押しや箔押しをされる時の注意点はそれぞれの合皮に合った
適温を見つける事にあります。
比較的に柔らかい合皮については、刻印(素押し)の場合は、130℃で約3から5秒で上の写真(各合皮の下部)のような仕上がりとなります。
また、箔押しの場合は、100℃から110℃で軽く1から2秒ほどで、この仕上がりとなります(各合皮の上部)。
いろいろな、合皮の色により仕上がりや見え方に多少の違いは出ましたが適温で使用しますと、きれいな仕上がりも可能です。
そして、最後にあげました上の写真のような少し堅めの合皮の場合は温度は少し高めの約150℃で強めの押しで約10秒にて試しました。合皮の表面に柄があったという事もあり、箔押しも素材の凹凸により綺麗につかず、また刻印の場合にもきれいな仕上がりにはなりませんでした。合皮に関しては、比較的革よりも安価で製造もしやすい為、かばんや小物、スマホケース
などの素材として取り扱われているお客様も多く、既に多くのお客様に弊社の焼印(真鍮製)や焼印(マグネシウム製)にてご利用いただけます。合皮に名入れやオリジナル版の刻印などの導入をお考えの方は、無料の試し押しのサービスなどお気軽にご利用くださいませ。