焼印や刻印は、つかっていくうちに汚れてしまうものです。特に、食べ物、食品への焼印加工では、ひっつきやすい素材におすと印面にべっとりついてしまうことがあります。
焼印や刻印の印面に素材のカスが付着したまま加工をすると、きれいに文字やロゴをいれることができなくなります。軽い汚れの場合には、真鍮ブラシや濡らしたペーパータオルなどで取り除くことができますが、頑固な汚れがついてしまった場合の対処法をご紹介させていただきます!
軽い汚れはこちらの方法で⇒焼印・刻印・真鍮文字アルファベットのお手入れ方法
そもそも、はがれやすい素材もありますが、例えば、合皮素材など樹脂がまとわりついてしまう場合にも、今回ご紹介させていただく方法できれいにすることができますのでご参考にしていただけましたら幸いです。
こすっても取れない、しつこい汚れの場合には!
直火(じかび)で汚れを燃やします
手順その1 直火で加熱します。
手順その2 濡らしたペーパータオルなどに押し当てて汚れをとる
真鍮ブラシなどで、加熱後に磨くと汚れも取りやすくなります。
手順その3 粗熱がとれた状態まで自然に冷めるのをまって仕上げの磨きをする
焼印や刻印などの金属は、水洗いすることも可能ですが、やはり金属なので水気は完全に取り除いての保管をしてください。
納品した金色の輝きの状態までは戻りませんが、焼印のデザイン部分をきれいにキープすることで、加工の仕上がりも美しくなります!
注意事項・・・直火で加熱した焼印を高温のまま、水などにつけないようにしてください。急激な温度変化で金属が変形してしまいますので。