焼印でよくある失敗の焼きつぶれとは?

焼印を押した時に焼き目がひろがり、デザインが焦げでつぶれてしまう、焼きつぶれ、焼きにじみは、高温でのロゴ入れでよく起きてしまう現象です。

焼きにじみは、焼印を熱してロゴや文字を表現する焼印加工では、つきものですが、やきつぶれやすいかどうかは、焼印のデザインと焼印を押す素材によりある程度は予測することができます!

レーダーのようなデザインで作った焼印で木に加工している仕上がりです

焼印デザインの線幅の違うもので、焼印加工をした時の焼きにじみ具合の仕上がりですが、やはり、線と線の隙間が狭いデザインの場合、焼きにじみがひろがりやすくなります。

仕上がりの違いをpt(ポイント)の違う焼印で実験!

 

白抜きの線の隙間が狭い箇所は、やきつぶれやすくなります

焼印加工でロゴや文字を表現する場合には、今回ご紹介しているような白抜きのデザインでは、再現性がかなり低くなってしまいます。

白抜きのデザインの参考データ

焼印のデザインにすると、白抜きデザインとは、左側の黒い背景にデザインが白く抜いてあるものになります。それぞれのデザインの場合、圧倒的に右側のデザインでの製作が焼印は押しやすくなります! 

白抜きのデザインの場合でも、空気穴をあけておくことで、押した時に発生する放射熱、ガスを逃がすことで、仕上がりはスッキリあがりやすくなります!

左側の焼印には、空気穴をあけています。

 

焼印にするデザインと焼印を押す素材、この2つで焼印加工の難易度が決まり、失敗しない使い勝手のいい焼印製作に直結するポイントです。オリジナル焼印は作る前が、とっても重要なのです。事前の打ち合わせでは、用途や仕上がりイメージをできる限り具体的に教えてください!


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著者 焼印本舗 店長 岡留

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