今日の試し押しは、焼き菓子(マドレーヌ・フィナンシェ)への焼印です!コンロで加熱する直火式のやり方でためしていきます。バレンタイン前には、やっぱり甘いスイーツのご依頼や試し押しが増えますね! フィナンシェが卵白のみを使用するのに対して、マドレーヌは全卵を使用しているそうです。 加工位置が水平なフィナンシェから、焼印してみたのですが・・・表面がしっとりしているフィナンシェなので、押し加減がとても難しい。簡単に表面部分がはがれてしまいます。 次にマドレーヌへの焼印です。すごい、文字の大きさが違うように仕上がっています。それは、マドレーヌ自体の凸凹があったための結果です。ロゴ自体は、型押しのように入ってはいるのですが、加工位置が水平でない場合、きれいに仕上げるのは難しいです・・・ チョコのマドレーヌが最後の実験。色目が黒だったので最後にまわしたのですが、結果、このチョコマドレーヌが一番きれいにロゴは入りました。甘いお菓子への焼印でロゴや文字をいれることは、甘くないのです。砂糖や油を多く含むスイーツ、食材では、焼き目・焦げ目がつきき過ぎてしまったり、カステラなどのように、表面がぼこっと剥がれてしまうことがよく起こってしまいます。 焼印でロゴ、文字を綺麗に押すためには、加工位置がまっすぐなことが、一番目のチェック項目です。焼き目がどの程度、入るかは、素材・製品の種類によってかなりの違いがでてきますので、事前の試し押しをお気軽にご利用いただき、導入後に後悔することのないようにお気をつけください!