すぐにわかる!オリジナルの焼印と道具の選び方

焼印をつくりたいけど、どの金属がいいのか、どの道具を選べばいいのか、ホームページを見ただけではわからない!っというお問い合わせをよくいただきます。それも、そのはず、焼印って自分で押せるものだということ自体あまり知られていないのが実情です。

そして、焼印をつかってロゴや文字を入れることができる素材も多いので、どうやって、焼印をしているのかも詳しく解説している本などはございません。※店長おかどめが知らないだけで、『焼印のすべて』みたいな本があるかもしれません・・・

焼印を押すというとってもアナログで素敵な加工を少しでもわかりやすく、楽しくお伝えできるように、毎日書いているこの店長ブログです。試し押しのご紹介や、お客様の加工事例などの内容で溢れております。目次をつけること、整理整頓ができていないので、過去に書いたブログを探す時には、店長おかどめも、ブログ内検索に頼っております。

焼印をオーダーされる際の金属や道具の選び方を、加工後のお写真で少しだけご紹介させていただきます。オーダー可能な金属も複数あって悩んでしまう・・・そんな時には、まずこの記事をお読みください!

焼印加工ができる道具の組み合わせは3通り。そして焼印加工で選ぶことができる金属は2種類。ということは?この3通りの道具と金属2種類を選ぶだけなんです。

道具の選び方

左から焼印 電気式セット・直火式セット・焼印 ホットスタンプセット 3通りの道具について、それぞれの特徴とメリット・デメリットなども簡単にご紹介いたします。

焼印 電気式セット   道具:半田ゴテ 加熱方法:電気。家庭用のコンセント。 温度調整:やや難しい。コテ自体に温度調整機能無し、専用機材で大まかな調整可能。 メリット:準備が簡単で比較的に温度帯が決まっているので仕上がりに個人差が出にくい。 デメリット:連続の焼印加工には不向き。 こんな方におすすめ:初めての焼印加工の方。

焼印 直火式セット 道具:直火棒 加熱方法:直火。焼印を直接、火であぶるやり方。 温度調整:難しい。 メリット:他の道具と比べて安価で用意できる、高火力で濃い焼き目をつけれる! デメリット:温度調整が難しい点。加熱時間により変わってしまうため。 こんな方におすすめ:時短で焼印できるので食品などへの焼印をされる飲食店様など。

焼印 ホットスタンプセット  道具:ホットスタンプ 加熱方法:電気。家庭用のコンセント。 温度調整:簡単。350度まで1度単位で調整可能。 メリット:他と比べて唯一温度調整ができる焼印加工ができ、安定した焼印が可能。 デメリット:素材の大きさなどにより加工位置に制限があること。 こんな方におすすめ:ひとつ上の仕上がりを目指す方。安定した仕上がりを量産される方。 道具選びの優先事項が予算や仕上がりなどで決める場合はこちら

予算で決める場合は! 焼印 直火式セット < 焼印 電気式セット < 焼印 ホットスタンプセット 安定した加工を優先する場合は! 焼印 ホットスタンプセット < 焼印 電気式セット < 焼印 直火式セット

焼印オーダーの金属の選び方

2種類の金属は 金色の焼印(真鍮製)銀色の焼印(ステンレス製) 真鍮製とステンレス製の2つの金属の違いについて少しだけ知っていただくだけで選びやすくなるはず!金属の特性から自分にあう焼印の種類をお選びください。

真鍮製(brass)は、銅と亜鉛の合金で金色に輝く金属。 展延性に優れ切削加工がしやすいため、日本では仏具や金管楽器などによく使われています。英語では、Brass 金管楽器の別名ブラスの由来も真鍮からきているそうです。 5円玉の素材も真鍮です。 金属の中でもやわらかいほうに分類されています。比較的安価。

ステンレス製(stainless)は、耐久・耐熱・衛生面に優れた金属。 ステンレス製は、鉄(Fe)と炭素(C)を加えた合金で鉄鉱石から取り出した純度100%の鉄だけでは脆くて使えないため、炭素を混ぜて鋼(はがね・こう)として使われています。 クロムという金属をあわせた合金で、その特徴は名前の通り、錆びにくい金属。 クロムとの合金で硬い金属です。高価な金属。 コストで比べると? 

真鍮<ステンレス製 同じサイズでも、約5,000円から6,000円程度の価格差があります。

耐熱性は? 真鍮<ステンレス製 真鍮製が約800度程度、それに比べてステンレス製は約1,400度程度あります。 上ではふれていなかった道具別の温度帯について 焼印 電気式セット 約550度程度 焼印 直火式セット 加熱時間や加熱方法により変わります! 例)カセットコンロや家庭用のコンロなど比較的温度調整がしやすい場合と業務用のコンロやガスバーナー、炭火などの加熱方法の違いでお選びください。

焼印 ホットスタンプセット 350度まで 真鍮製が800度程度 ステンレス製が約1,400度 数字で見るとわかりやすい。 焼印 電気式セット→真鍮製・ステンレス製 どちらでもOK!

焼印 直火式セット→カセットコンロなど→真鍮製 焼印 直火式セット→バーナーや炭火など→ステンレス製 焼印 ホットスタンプセット→真鍮製・ステンレス製 どちらでもOK!

オーダーについてのご相談はお気軽に!

デザインのサイズや入稿データについてはご入稿の際に専門のスタッフが仕上がり重視のデータチェックをさせていただきます! オリジナルの焼印は種類ごとにサイズ表があり定額なのでややこしい見積りの手間いらず。当店の商品は全商品、税込の表示価格です。焼印1個から全国送料無料でお届けいたします。焼印加工をもっと身近で楽しく簡単にご利用いただけるように全力でサポートさせていただきます! 焼印オーダーいただきましたお客様の加工事例を最後に紹介させていただきます!

焼印(真鍮製)電気式セット 焼印のサイズ 30mm*30mm サイトが丁寧で信頼できそうだから導入をきめました、レスポンスの速さにいつも驚いています。『あゆわら株式会社』様

焼印(真鍮製)直火式セット 焼印のサイズ 22mm*30mm 革に焼印を押してタグを作り、自社製品や修理させていただいた家具(例えば椅子であれば裏地など)に取り付けています。家具の修理を中心に、ビンテージ雑貨や家具の販売をされている『kaina』様

焼印(真鍮製)ホットスタンプセット 焼印のサイズ 60mm*50mm レザーへ焼印・型押し・箔押しの3つの加工を!ホットスタンプで革製品づくり『GLAUX』様

 

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著者 焼印本舗 店長 岡留

焼印本舗 岡留 祐介

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