ロゴ入れできる刻印は金属だけじゃない!やわらかい刻印でキッチリ箔押し!
今日の試し押しは、ポリカーボネート素材へのロゴ入れ加工になります。早速ホットスタンプを使ってテストをはじめていきます!
ポリカーボネートにアクリル樹脂がコーティングされている厚み0.18mmの素材。ロゴ入れの加工の手段としては、型押しと箔押しぐらいに限定されます。うすい素材なので熱を掛け過ぎると変形してしまいそうです。まずは、箔押し、いつもの真鍮製の刻印でスタート!
使用している箔は、ナイロン用で設定温度は130℃です。ある程度は定着しますが、仕上がりにムラがでてしまいます。素材がやわらかいため、刻印を押し込んだ際にたわんでしまうことがムラになる主な原因です。
凹みをつけて型押しでロゴをいれています。
設定温度を110℃から130℃で型押し加工をしています。熱でとかしてロゴを表現する加工なのですが、ロゴのまわりにも熱が伝わってしまっているので少しですが変形してしまいました。110℃では、型がうすくしか入りません。130℃では、熱による変形がひどくなってしまいます。
金属の版による箔押しと型押し加工は思うようにきれいにロゴが入りませんでした・・・こんな時は、奥の手をつかいます!
シリコン製の刻印での箔押し加工、ばっちりきれいにロゴがはいりました!
やわらかいシリコン製の刻印、箔押し加工をするぐらいの温度なら耐熱性も問題がありません。硬い素材への箔押しには、このシリコン製の刻印がおすすめ。熱伝導もするゴムのような素材、金属の版と違い、柔軟性があるので、素材にフィットし、かつダメージも少なく箔押し加工ができます!
思い通りの仕上がりに、シリコン製の刻印を使うことで到達しました。箔の定着も問題ないようですので、この後、お客様に試し押しのレポートとサンプルのご返送手配をいたします!
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