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名前入りグッズを自分でつくれる焼印・刻印アルファベットセット。
外注?自分でする名入れの違いについて
外注?自分?名入れができる真鍮文字アルファベットとは?
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焼印アルファベットに下駄を履かせ底上げしてみました。
今回、ご来店頂いたお客様のご要望で、ちょっと土台の高い焼印アルファベットを作ってみました。
このお客様の様にどうしても製品押し、プラス素材等に厚みと柔らかさがある場合、従来の版の厚みではスロット自体が商品に接触してしまって焼目が着いてしまったり、熱で革の色が変色しまったりする事があります。
お客さんが持ち込まれた財布等小物はかなりふっくらしたデザインで手触り肌触りを重視した商品でした…
なのでこの文字アルファベットの高さでは…っと言う事で、早速下駄を履かせた底上げサンプルを作ってみました。
4mm角の真鍮棒をカットして活字を上にのし…さあ~ロウ付けします。
活字の文字部分は真鍮がかなり繊細な状態になっているので、かなり気を付けて火入れをしないとロウ付け出来る温度に上がった時には、活字が熔けてしまいます。バーナーがちょっと太く大きいので不安ですが….取り敢えずやってみます。
接着部分を磨き、しっかり場所を決めてフラックス処理をしさあ火入れです。
ま~なんとか火入れ完了!!
やはり、バーナートーチが大き過ぎて活字1つが餌食になってしまいました。御免なさい。やっぱり適した道具が必要ですね….仕事は道具!!を実感!!ま とにかく余分な部分をカットしヤスリ処理をし磨き上げました。次にスロットにセット。
土台に4mm嵩上げしているのでスロットより土台だけで4mm以上は出ているので、プラス活字の厚みが3mm…
これで、ちょっとそっとの肉厚のある素材でも回りに影響与える事無く焼印が出来ると思います。
弊社にあるちょっとふっくらした素材でテストした結果は問題無しでした。次回ご来店頂いて前回テストした素材で再度試してみてokだったらこれでgo!!ですね!
もちろん製品時は真鍮無垢の一体物になります。