革に名前の焼印を入れたい!文字の大きさに迷った時には?やっぱり焼印はアツい!

革に名前の焼印を入れたいけど、文字の大きさをどれぐらいにするのか迷ってしまう! 今回のご依頼は、革へ名前を焼印加工で入れる文字サイズについてです。早速、3mmと5mmと7mmの真鍮文字を使って試していきます! 文字の大きさの基準としている場所は、文字の背の高さ。縦の長さです。下から3mm、5mm、7mmのSAMPLE。革への焼印をホットスタンプで加工していきます。簡単ではありますが、ホットスタンプで革に焼印をする流れを写真でご紹介させていただきます。 男性なら片手で持ち上げることができる? まず、加工道具はホットスタンプ。家庭用コンセントで使える卓上のコンパクトタイプです。どれぐらい焼印本舗のホットスタンプがコンパクトなのかを数字で比べてみましょう! ホットスタンプ 体長:35センチ  重さ:8キロ 店長 おかどめ  体長:183センチ  重さ:80キロ 人間と比べても仕方ない、しかも普通の人よりかは少し大柄で長めの店長と比べるから余計にややこしい。卓上タイプなので、かけれる圧力は大型の機械に到底及びません。圧力が無い分は、温度でカバーだ!最大350℃まで設定できるので、型押し、箔押し、焼印加工の3種類の加工ができます。 まずは、入れたいお名前のアルファベットを、文字スロット(受け皿)にセットします。 次に、スロットをホットスタンプにスライドさせてセットします。名前・文字の入れ替えはこのスロットのみの交換でOK。二回目以降熱いので手袋が必要です! ホットスタンプの温度を設定します。今回、革に焼印なので220℃にしています。電源を入れた状態から220℃まで温度が上がるまでの時間の目安は、約12分。型押しや箔押しの120℃ぐらいなら10分。木材や食品に焼印をする300℃から350℃の場合は、15程度。 素材を加工位置に合わせて置きます。この時に治具などあれば加工位置を決めやすくなります。治具とは?? ハンドルを引いて、ポンっと焼印を革にいれていきます! 3mmから7mmまで、サイズの違う焼印の仕上がりです。一番小さい3mmでも焼きつぶれることなく仕上がっています。名入れの文字サイズで標準の5mmでの製作のご依頼が多いのですが、自社の製品の大きさが小さい革小物の場合なら、2mmや3mmなどご希望のサイズでお作りいたします。 注意点としては、大文字のサイズを2mmか3mmにした場合、小文字の大きさは大文字の半分程度の縦の長さになります。刻印(型押し)加工であれば問題なさそうですが、箔押しや焼印加工ではつぶれてしまう大きさなので少し注意が必要です! 途中、あらかじめ保温していた文字スロットを素手で触ってしまいプチ火傷を負っているため非常に見苦しい動画になっております。 水ぶくれまでは、なってないのですが人差し指の指紋が薄くなってるぅ~。しゃべるのに夢中になると、うっかりミスをしてしまう・・・焼印加工などは高温での作業なので面倒くさいけど革手袋はきちんとしましょう!

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著者 焼印本舗 店長 岡留

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