自社で始める名入れサービス。コストを抑えて小さく始めよう!

小さく始める名入れサービスを自分で加工できる商品があります。 バッグや財布、靴など革製品にお客様のお名前を入れたいと一度は考えたことがある職人さまも多いのではないかと思います。

誰しもが持つ個人の名前はその人にとっては特別なものなので、製品に名前を入れるだけで付加価値が上がるのは当然かもしれません。 そんな名入れ加工をするには金属の文字と加工道具が必要です。

最初からすべての名前に対応できるセットを導入するには、それなりの予算が必要なので少し不安がある・・・今回は、小さく始める名入れサービスについてのご紹介です。

名前の表現には、氏名どちらも入れるフルネーム、氏名のいずれかのみ、またはイニシャルなどがあります。

フルネームやいずれかの氏名だけでも、日本人の名前を揃える際には母音をよく使います。母音とは、AIUEO(あいうえお)。

名前をセットする際に子音よりも複数個必要になるのが母音なので、フルネームに対応するだけの文字の数はおおよそ120文字前後。

真鍮文字アルファベットの数量を抑えて表現できる名前は、イニシャル、もしくは氏名いずれかのみになります。イニシャルで始める場合、必要な文字は52文字。それに.(ドット)の1文字で合計53個。

氏名のいずれかだけの名前では、イニシャルのセットに母音をもうワンセット加えた5文字を足した58文字。

名前の表現の種類を絞ることで、予算を抑えることができます!

次に、加工道具について。名入れ加工をする道具で一番のオススメはホットスタンプになります。温度調整ができるし、加工位置が決めやすい。型押し・箔押し・焼印加工の3つの表現を自在にコントロールしながら加工ができるので、名入れにはホットスタンプなのです。

が、しかし、今日のポイントは、小さく始める!名入れ加工です。名入れ加工が出来る加工道具は他にもあります。その中でも、コストを抑えるにはコレ。打刻加工で使う打刻棒です。ハンマーなどで叩いて凹みをつける加工で名前をいれることができます!

次に、直火式の焼印セットの持ち手棒です。直接の火で真鍮文字を炙って焼印加工ができます。ホットスタンプと違い、温度の加減になれるまでは少し練習が必要です。

打刻加工の刻印や直火式の焼印などで革に加工をされる場合には、革の性質に合わせた加工のアプローチを探すことがきれいに仕上げるポイントです。 革の種類、厚み、鞣し方によっては刻印・焼印加工の仕上がり具合に違いがあります。

今回ご紹介している、コストを抑えた名入れ加工のセットについてですが、対応できるの本革のみです。合皮・人工皮革などの素材では、熱を使わない打刻ができない。直火の焼印では温度が高すぎて溶けてしまいます。

※合皮・人工皮革への加工はホットスタンプで加工できます。鍵は温度調整です。

イニシャルの名入れができる打刻セットや直火式セットで、手頃な価格ではじめてみてはいかがでしょうか!イニシャルで導入されても、名入れサービスの手応えを掴んでいただいてから同じ真鍮文字での追加製作のご依頼をいただくケースも多々あります。

フォントの書式やサイズなどはお客様のブランドイメージに合うものでお作りいたします。名入れ導入に際してのご不明な点がございましたらお気軽にご相談くださいませ!

 

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