名入れサービス導入をご検討のお客様より、革への試し押しのご依頼をいただきました。ホットスタンプと真鍮文字アルファベットを使って、焼印、刻印、箔押し加工で仕上がり具合をみていきます!

文字を自由に入れ替えて名前やメッセージを加工できる真鍮文字アルファベット
実際に使用されている革の素材でご購入前に加工の仕上がり具合を確認することができる
試し押し無料モニターのサービスをご利用いただきました。素材をお送りいただきましたら、確かめてみたい加工をお客様の素材でテストさせていただきます。名入れサービスを導入されている多くのお客様がご利用いただいているサービスとなりますのでお気軽にご利用いただければと思います。
今回、焼印、刻印、箔押しのすべての加工を、文字サイズの違いでどれぐらいの仕上がり具合になるのかをチェックしていきます。

素材に熱と圧力でへこみをつける刻印(型押し)加工
本革への刻印(型押し)では、革の種類により設定温度を変えてへこみをつけていきます。文字サイズ3mmでの刻印、設定温度は120度。深く型をいれたい場合には、焼き色が入らない程度に温度を上げて加工することで深みが出やすくなります。
ハンマーなどの打刻加工とは違い、熱を加える型押し加工なので、それほど力は必要ありません。大きな音も出ませんので、夜の作業も可能です!

箔のフィルムを熱転写して文字を表現する箔押し加工
金や銀などの熱転写できる箔を使い、文字を表現する箔押し加工。設定温度は、箔の種類によりあらかじめ決められているので、紙/革用の場合は、110~120度。ナイロン用の場合は、130度に設定します。
箔押し加工でも、強く押し込み過ぎると箔がつき過ぎてしまうことがあるため、短時間の押し付けが綺麗な箔押しをする秘訣になります。

焼き目で文字を表現する焼印加工
革に焦げ目がつく温度に上げて文字を表現する焼印加工。設定温度は、革により違いがありますが、160度から230度程度で焼き目は入るかと思います。厚みの薄い革に高すぎる温度で焼印加工をしてしまうと、革自体に熱がまわってしまい縮んでしまうことがあります。
真鍮文字アルファベットセットでの名入れサービスでは、イニシャルやフルネームなど名前を表現するパターンにより必要な文字数が決まってまいります。ネーム入れなどを自社でするサービスがあることで、今ある製品や商品に付加価値をつけることができます。
文字アルファベットは真鍮製なので、耐久性もあります。一度お作りいただいたオリジナルの文字セットは、失くさないかぎりご利用いただけます!変形・破損によるロストよりも、以外に紛失してしまうケースの方が多いのです。一文字あたりの文字の大きさはかなり小さいので、机の下に落ちたり、どこかに飛んでいったりすると見つけるのが大変なんです!これは実話です。掃除したときに失くしていた文字を発見することもありますので、お気をつけください!
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