食品への焼印でのご相談では、革や木などへの焼印よりもデザインチェックは厳しくなります。食品・食べ物への焼印では、どのようなモノに焼印されるかで、焼き目としてのデザインの再現性にはかなりの違いがありますので!
玉子焼きへの焼印の場合でも、形状や状態(出来立て、冷蔵、冷凍)によって焼印加工の仕上がり具合にも違いがでやすい。食品・食べ物への焼印のご相談の際には、焼印する予定の素材のお写真をお送りいただけるとご提案内容もより具体的なものでご案内させていただきます。
食品への焼印すべてをひとつずつ、ご説明することは難しいのですが、焼印がしやすい食品や注意するポイントを簡単にご紹介させていただきます。
焼印にむいている食品
一言でご説明することはできませんが、ほどよい硬さがあり、加工位置の表面がまっすぐなモノ!当たり前のことかもしれませんが、焼き付けする部分加工位置)が水平でない場合には、焼印の印面を押し当てにくく焼きムラが出やすくなります。
硬さの部分では、焼印をぐっと押し当てた際に形状がかわってしまう食材は綺麗に焼印するのが難しくなります。パンを例にしますと、食パンの耳の茶色い部分は比較的焼印が入りやすい、食パンを切った断面の白い部分は、やわらかくへこみやすいので焼きムラがでやすくなります。
パンの種類でも、焼印の仕上がり具合の違いはかなりあります!アンパン、コッペパンなど表の皮がペコペコ動きやすい場合は難しいなどです。
すぐにできる試し押し
この素材に焼印ができるかなぁ?と思った際にすぐに焼印の入り具合をたしかめる方法があります。どこの家庭にもあるかは不明ですが、鉄の菜箸のようなもの、天ぷら揚げる時の鉄のお箸のようなもの、があれば直火で2分程度、先端を炙ってもらい、試し押しが可能です。
オリジナル焼印は、デザインされた金属で焼き目をいれます。熱した金属でどの程度、焼き目が入るのかは、この方法でチェックできます。複雑なデザインでの試し押しの際には、無料モニターをご利用ください!
試し押しで確認すること
まずは、焼き目がどのぐらい入るかが重要になります。食材によっては、300度ぐらいに熱した金属を押し当てると、金属の方にべっとり張り付いてしまうモノがあります。べっとり張り付いて、方面がぼこっと剥がれてしまうものや、水分が多く、そもそも焼き目が入らないものもあります。
玉子焼きでも、水分を多く含むだし巻きでは表面の凹凸や水分が多く含まれているので、デザインの再現性はかなり低くなります。
食べ物への焼印でのご相談
先にも書かせていただきましたが、焼印を押す食材のお写真をお送りください。できれば、焼印を押す際の状態がわかるものをお願いいたします。肉まんへの焼印では、ふかしたて、冷凍の状態などによっても焼印の入りやすさが変わります。