今日の試し押しは、プラスチック素材のケースへの型押し加工です。本来であれば、温度調整ができるホットスタンプTW350での加工ですが、今回は電気式焼印セットでロゴ入れをしていきます!
※型押しする素材は、『だるまるくん』という商品名のパーツケースです
電気式セットを家庭用のコンセントにさしこみ、10分ぐらい待つと木などにも焼印できる温度の300℃を超えてきます。プラスチック素材への型押し加工をする場合には、高温すぎると溶けすぎてしまい壊してしまいます・・・
パワーコントローラーを使うと電気式セットの半田ゴテでも、おおまかに温度は調整できるのですが、今回は温度調整機なしでの実験です。
温度調整機なしでの調整は、ものすごくアバウトなやり方になってしまいますが、一度高温に上げて加熱した焼印を、ゆっくりと冷ましての加工です。見た目では、判断しにくいので、木の端材などに押しつけて温度の加減をチェックします。おおよそ、100℃ぐらいの温度がプラスチック素材が溶けますので、木にしっかり焼き目が入ってしまうと温度が高すぎるということになります。
コストを抑えてのプラスチック素材への型押し加工をされる場合、電気式セットとパワーコントローラーをあわせてご利用することをおすすめいたします。
温度が高すぎると、ぬるっとすべってしまい、、、低すぎると型がはいりませんので!
木や革、食品以外の素材への試し押しもお気軽にご利用くださいませ!!