ホットスタンプでの箔押しができる素材は、革や紙が多いのですが、平らな木材などでも加工することができます。
プラスチックやビニール、ナイロンなどの素材にも熱転写による箔押しが可能です。ただし、箔の種類は素材にあうものを使う必要がありますのでご注意を!
この加工テストで確認するのは、箔の定着具合と、熱で袋がとじてしまわないか!です。それでは、さっそく箔押しをしていきます。
箔は長すぎると製品の上にのせた時に、見えなくなったり箔が浮いてしまいやすくなるので、2から3回程度押せるぐらいのサイズでいつもカットしています。
箔のフィルムは超極薄のため、カットする時ははさみよりもカッターの方が切りやすいです。
これからの時期、暑くなると扇風機やクーラーを使いだすと、箔が軽すぎるためよく飛んでいってしまいます。
箔押しを押す素材の上に箔をのせます。2から3回程度使いたいのではじめ一回は、なるべく端っこで使うようにします。
あまり、端によせすぎてしまうと失敗しますのでほどほどに!
箔押しは、形状が平らなのできれいに定着しています。肝心なことは袋状になっている部分が熱でひっついていないかです。
設定温度はナイロン用箔を使っているので130℃、押し付け時間は約1秒の軽めです。それほど強く押し込まないように気をつけたので溶けることなく無事でした!