今日のブログは、布(スエード)への焼印加工です。袋状になっている製品への名入れ焼印をホットスタンプを使って試し押しをしていきます。
袋状になっている製品への加工であると便利な可動式作業台というオプションパーツ。ホットスタンプの支柱に取り付けることで袋状の製品を治具無しで簡単に加工ができるオプションパーツです。※可動式作業台のサイズが決まっているのでしようできる製品の大きさには限りがあります。
スエード素材への焼き目が入る温度をたしかめるために、170度⇒230度⇒270度と少しずつ温度を上げて適温を探ります。今回の生地の場合、しっかりとした焼き色を付ける温度は270度ぐらいでした。少し焦げすぎた感じもあるので250度で少し長めの5秒程度の押し付けがちょうどよいかもしれません。
店長おかどめのワンポイントアドバイス!!
作業効率を上げるためには、高温で短時間での押しつけ。製品を傷つけないよう、慎重に加工をする場合は少し低めの温度で長めの押し付けをすることがおすすめです!
設定温度270度での焼印加工の仕上がりです。袋としての機能も重要ですので、焼印加工した内側、焼き目をいれた裏側にダメージが無いかも確認が必要です。多少、文字の型がはいっていましたが、破けてまではいないようです。
焼印加工のついでに、おまけの箔押し加工でもテストしましたので、どうぞ!
スエード生地ですが、加工させていただきましたこちらの素材はあまり毛羽立ちが少な目でしたので箔も綺麗に定着しています。ただし、生地素材、そして袋状の製品への箔押し加工はあまりおすすめしておりません。生地のため、伸縮性があるのと、袋として使用される際に箔の部分が擦れたりしてしまうことで剥がれてしまいやすくなります。飾りのような使われ方であれば、ゴージャスで素敵なのですが、リアルに袋としてのご利用の場合はNGです!