B型の私は、気になった時にとことん掃除しだす典型的なタイプ。 焼印や刻印は、加工をすれば、必ず汚れてしまうものです。
例えば、食品への焼印加工の際には、素材の原料がこびりついてしまったり、、、 ホットスタンプを使った型押しの時でも、素材の色がついてしまうこともよくあります。 熱した金属版を使っての加工の為、素材が溶けて金属版の方にこびりつくのです。
あまり、神経質に汚れを落とす必要は無いと思いますが、焼印・刻印をきれいにしておけば次に加工する際にもきれいな仕上がりをしやすくなります。そう今回はお問い合わせでも多くいただいておりました、焼印・刻印のお手入れについてのご紹介です。
汚いままだと不衛生という事だけではなく、次にする素材の方に汚れを移してしまう事もあるので加工の終わりにお手入れしてあげることは、とても大事なんです!
戌のデザインの焼印ですが、左が未使用で、右側の黒ずんでいるのが食品やら木材などに焼印加工をして放置している鉄製(ステンレス)の焼印です。
焼印・刻印のメンテで重要なことは!印面を傷つけないこと!につきます。 汚れを落とすのはもちろん、大事なデザイン部分を傷つけてしまえば仕上がりに響いてしまいます。
ということで、使用するスポンジの選び方は傷がつきにくいって書いてるものを選んでみました。スチールのたわしなど、特に真鍮(しんちゅう)製の焼印・刻印には使用しないでください!!
きれいに、細かい筋がデザインの一部として表現されてしまいます。
真鍮 スコッチ・ブライト
調理器具のスミや溝の汚れ 水だけで落ちる! 2個入り
TOWA セスキ炭酸ソーダ 使い切りタイプ4枚入り
スコッチ・ブライト
ガスコンロIH用 コンロ周りの油汚れ・コゲつき
水だけで落ちる!4個に切り離せる
どのアイテムも水につけるだけで汚れが落ちるタイプなので便利です。 結果からお伝えすると、、、
焼印・刻印のお手入れに向いているのは順番に
1、スコッチ・ブライト ガスコンロIH用 コンロ周りの油汚れ・コゲつき 水だけで落ちる!
2、スコッチ・ブライト 調理器具のスミや溝の汚れ 水だけで落ちる! 2個入り
3、TOWA セスキ炭酸ソーダ 使い切りタイプ4枚入り
この順番になりました。1番と2番の差はあまり無いのですが、1番のスポンジには片面が強めにゴシゴシできる面、もう片面がやわらかいスポンジ面があるので仕上げの際に使い分けできるので便利というところだけなので、2番のカドが多い形状にカットされてあるスポンジも以外とハードで使いやすかったです。
3番のスポンジは表面の汚れ落としには使えるのですが、冷えて固まった焦げに対しては少し力不足を感じました。(岡留の個人的な意見ですので、ご参考までに。)
インスタグラムでゲリラ的にライブをしてしまった為、肝心の動画が保存されていなかったようですので・・・しかも、初めての試みの為、コメントにも 「地味な作業・・・」 「声が小さい・・・」 「ライブするなら予告した方がいい・・・」今後の参考になりました。気をつけます。
力が入る磨き方は、スポンジを下、焼印を手に持った方が力が入りやすいです。 どうでしょう、この仕上がり。
右側に写っているのは、あの使ったままの汚い焼印。こんなに簡単にきれいになるので使い終わりには、必ず掃除するようにします。 次は、真鍮(しんちゅう)製のお手入れ。
鉄に比べると柔らかい金属なので3つのスポンジを裏側で磨いて傷がつかないか確認をします。
どれも、大丈夫そうなので、いざ。
右側の焼印がお手入れ後です。あの汚かった顔もきれいな顔立ちに戻りました。
これが、、、
こんな感じにきれいになります。所要時間もそれほどかかりませんが、実際の焼印加工後はかなりの高温の為、必ず冷めた状態でのお手入れを!
そして、お手入れの最後には、水洗いをして、よく乾かしてあげてください。金属に水は大敵です。念には念を入れるなら少し炙っているぐらいが尚、良し!
メンテナンス・お手入れをこまめにしてあげれば、きっと使いかたも変わってきたりもしますので、道具が長持ちするようになったり、仕上がり自体もきっと向上するので、面倒くさがらずに加工終わりのお掃除を心がけましょう。はい。自分に言うてます。