【試し押し】けやき坂ではなく、けやき板への焼印加工。
木材への焼印は簡単??
木材と焼印との相性は、とても良く仕上がりもきれいなので扱いやすい素材のひとつです。
ですが、これだけは事前にご利用予定の素材について確認をしてほしいことがあります。
今回は、その確認事項をけやきの板の試し押しでご紹介させていただきます。
表面に仕上げ材のニスがコーティングされている木製品。
ニスの焼きにじみが少し心配ですが、早速電気式の焼印で試し押しをさせていただきます!
左がわの焼印は、サイズが少し大きめ 60mm*40mm LLサイズ 300Wの焼きゴテ。
右側は、50mm*13mm Mサイズ 100Wの焼きゴテの電気式焼印を使います。
大きいサイズの焼印で、予熱時間は約15分程度。
予想以上に熱が入りすぎて、押しつけている秒数はこれでも1秒程度。
通常木材への焼印では、素材にもよりますが、2秒から3秒程度は少なくとも必要ですがニスが厚く塗られている素材の場合、先にコーティングされているニスが焼けてしまっているようです。
次にMサイズの焼印で試し押しをしたのですが、同じく少し熱が入り過ぎているようです。
ニスの役割として、耐水性・耐熱性を上げる機能的な強化の役割を果たしているので、焼印加工では少し邪魔になってしまっているようです・・・
でも、ニスなどの仕上げ材がぬられている木製品への焼印は無理??
できることなら、仕上げ材などを塗る前に焼印加工をするのがオススメですが既製品などの場合はすでに塗布されているものも多いかと思います。
この問題を解決する方法は、温度にあり!
温度調整ができる機材で、加工をする事でニスの焼きにじみを抑えることができます。
ということで、ホットスタンプの出番となります。
設定温度は350度。
温度調整をすることで、焼きにじみを防ぎデザイン部分のみを焼きつけることができます。押し付け秒数は、1秒程度です。
木製品の多くは機能強化の為の仕上げ材があらかじめ塗られています。
ご利用予定の素材の表面をチェックしてみて下さい!テカテカしている場合は仕上げ材が塗られているので要注意です。
細かい温度設定も簡単!新しくなったホットスタンプは焼印加工もできりようになりました。
もっと加工を自由に!ホットスタンプTW350!
ホットスタンプの関連記事