箔押し機があれば誰でもできる紙にホットスタンプでキラキラ加工

紙の素材に箔押しを自分でやってみよう!

刻印や箔押しの加工でロゴや文字を入れるのは製品だけではございません。製品・商品を入れる箱や包装紙に名入れやロゴを自由に入れることができると、より特別感・違いを出すことができます!

種類やカタチの違う紙でも箔押し機があれば、意外と簡単に文字やロゴなどを加工することができます。箔押し加工は製品の素材と箔の相性が良ければだれでも簡単に加工することができます。

ただし、自分で箔押しの加工をするためには条件があります。

・一定の温度で加工できる事
・均等に圧力をかける事
・素材を水平にセットする事

箔押し加工の3つの条件は、箔押し機(ホットスタンプ)などの機械があれば簡単にクリアすることができます。

『電気式焼印で使う半田ごてで箔押しができますか?』というお問い合わせをよくいただくのですが、箔押しの条件の内、2つをクリアできません。温度調整機能が無い事と、均等に押す事が半田ゴテでは難しいのです。

一定の温度で加工できる事

温度を一定にすることが条件になっているのには簡単な理由があります。箔押しで使う箔には色の層とは別に接着剤の層が含まれているのです。鼻息でも飛んでしまうほど、とても薄い箔には5層の構造でできています。

接着剤は、箔押しをする素材によって種類が違います。紙は紙によくつく、プラスチックや樹脂にはよくつく接着剤といった様に箔には種類が幾つかあるのです。 箔の種類により、接着剤がよくなじむ温度が決まっています。

革・紙用の箔は110℃程度、ナイロン用の箔は130℃程度。 箔押しの加工自体に温度が決まっているわけではなく、箔によって温度が決まっているのです!

均等に圧力をかける事

温度を一定に設定することができれば、次は圧力。ただ強く押せばいいということではございません!

均等に圧力をかけることが重要です。型押しや焼印加工と違い、均等に圧力をかけてあげなければ箔押しはキレイに加工できません。 プレスする圧力だけではなく、均等に欠ける圧力と熱で箔を転写させるのが箔押し加工になります。箔押し機などの機材では、焼印/刻印を固定することができるため上下垂直にストロークで均一に圧力がかけることができます。

素材を水平にセットする事

さいごに、素材を水平にセットする事について。

包装紙などの紙であれば、水平に置く事は問題なくクリアすることができます。紙箱や紙袋など立体の形状の場合は、たわまないように治具を用意したり、段差の影響を受けないようにゴムマットなどを敷くなど工夫が必要です。

紙自体にある程度の柔らかさがあれば、それほどシビアに水平を保つこともないのですが、仕上がりをよくするためには限りなくフラットにしておくことをオススメします!

試し押しで使用した道具
ホットスタンプ、箔(金・銀・白・黒)、真鍮文字アルファベット

誰でもできる紙にホットスタンプを動画でご紹介!

焼印本舗の公式YouTube『焼印チャンネル』ではいろいろな素材への加工をご紹介しています。

おまけ

さぁ動画で箔押しの注意点をご説明するぞぉ~と気合入れて撮っていたのですが・・・何故か途中で撮影できていなかった動画です。一本目がこっちだったので声に張りがあります。説明もできる限り詳しくしていたのに・・・撮った人のせいか、長すぎる話しをした私のせいか。

オーダー焼印/刻印をご購入する前に実際に使う素材のサンプルをお送りいただければ無料で箔押しなどご希望の加工をさせていただきます。素材を送る送料のみのご負担で商品開発のご参考やオーダー焼印や文字のデザイン・サイズのご参考にしていただければ幸いです。


箔押し加工
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著者 焼印本舗 店長 岡留

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