こんにちは!
店長の岡留です。
子供って、大人が考えもつかない行動を平気でやってきます。
昨日のお風呂タイムに、いつもシャワーで頭洗っているのですが、二男が使っていたので
先に風呂に使っている長男に「頭流してぇ~」とお願いしました、
もちろんですが、目つぶってしゃがんで待っていると、私の右耳めがけて勢いよく水平にお湯をかけてくれました。
プールや海以外で耳にこれだけ水が入ってきたの初めて!
「シャンプーひとつも、とれてへんし、耳痛いし・・・普通あたま流す時って上からやん、絶対・・・」
今でも若干、右耳に違和感が・・・
わざとやったのか、本気でやったのかわかりませんが、とにかく面白いことやってくれます!
サンタさんの正体も知らない、純粋な我が息子よ。この時期、耳にダメージを負わせると、希望の品は届かないかもよ・・・
なんてことない話しから急に、
今日は大きいサイズの焼印、電気式セットの半田ゴテで使う場合のご紹介を致します。
オーダー焼印のサイズがどれぐらいまで作れるの?
「横15センチ縦20センチの大きさで焼印は作れますか??」
などオーダー焼印の大きさについてのお問い合わせも多くお寄せいただきます。
オリジナルの焼印で作れる限界のサイズは、A4サイズのノートぐらいまでなら大丈夫です。
過去にかなり大きい超特大サイズのご依頼で作ったことあるのですが、もうそれは石板!
一つのアートですね!
真鍮製で作ったのですが、重さもなかなかございます。
通常の厚みと違い、大きいサイズの焼印は厚みを太くして製作しています。
金属って炙った時に熱が入っているとこと、入っていないとこの違いでギュンっと反ってしまいます。
金属が変形してしまうのを抑えるために、厚みを大きさによって調整致します。
なので、大きくなればなるほど、重くなるのです!
焼印 電気式セットのサイズは7センチまで!
焼印のサイズが大きいモノの場合、加熱する熱源が直火式であれば特にサイズに限りがございません。
気をつけなければいけないのが、電気で加熱するタイプ。
焼印本舗の電気式セットは、半田ゴテを使っています。
40mm四方ぐらいの大きさからは、大きいサイズの半田ゴテをセットにしています。
この大きい方の半田ゴテでも、じゅうぶんに熱がいきわたり、木材や食品にも焼き目が入るサイズを横70mm×縦70mmまでと決めています。
これ以上の大きさで電気式セットでやった際に、焼印の印面の端の方にまで熱が行きわたらずに、焼き目が薄くなったり全体の温度が上がらなくなり焼き目がつかないなんてことも起きてしまいます・・・
火が使えない!電気で大きい焼印をするには?
IHの設備しかなく直火が使えない・・・
施設の規則で火がNG・・・
など、どうしても電気でっていうご依頼もあることにはあります。
そんな時には、2本差し!
大きな焼き印の裏に軸穴を2か所用意して、半田ゴテを2本セットできるようにして使います。
熱が行きわたる7センチ×7センチを1本の半田ゴテが担い、もう1本も同じ範囲を加熱する。
ホテルのロビーの飾りつけの焼印加工で使われています。
直火式では、一発勝負の焼印がどうしても怖い・・・わかります。その気持ち。
焼印って押しあててる時、焼印を離すまでは焼き目って見えないですからね!
さいごに
焼印のご相談でこれもよく聞かれるのですが、電気と直火の焼印は、どっちがおすすめ?
はっきり、これですって、言えないのです。。。
細かい条件、どれを優先するかによってある程度どっちが、やりやすいかが決まってきます。
今日ご紹介した電気式のいいところ、電気の力で加熱するので、コンセントにさしている間、つまり通電している時には、常にあたため続けられています。
直火のように、冷えたら再加熱する必要がありません。
それよりも、個人的な意見ですが、電気式の最大のおすすめポイントは、個人の技術差が出にくい点!
技術というよりも、仕上がりの差が出にくいのが電気式セット。
直火は文字通り、直接の火で加熱する為、炙りすぎると真っ黒焦げになったり、焼き目がつかなかったり、なれるまでに少し練習が必要です。
安定した焼印加工をするなら電気式。
サイズに少し決まりがありますが、初めて焼印をされる場合にも電気式セットが使いやすいかと思います!
おまけに、電気式セットそれも大きいサイズの半田ゴテのセットの手順から木に焼き印をするまでの一連の動きを一本の動画でご紹介、ご参考にしていただければ幸いです。